そんな合間を縫ってVestaxの忘年会へ。
To The Coreの方ではPaco Night。二階のオフィスでは忘年会。最近この手の席で必ず話題にのぼるのは、「PCDJはメインストリームになり得るのか?」って話。誰もがオーディオファイルだけ手に入れればピッチ合わせが出来なくてもDJ出来ちゃう事に対する「モヤモヤした感情論」的な。もっと言えば「繋ぎが上手に出来る事がDJであって、ピッチあわせが自動化されたらDJじゃない!」的な話。要は色々な理由を付けてはいるが、PCDJはDJじゃねーよと言いたげな。(笑)
この辺りの話を端的に文章にまとめる能力がないので割愛。やってみれば利便性だけを追求したものじゃない事が良く判ります。
そういやそんな席での笑い話。ケヴィン・サンダーソンがDJやっている時にPCに背を向けて捜し物していたら急に音が止まって「なんだろう?」と焦って見たら外付けのHDがオーディエンスに盗まれていた事があったそう。(怖)勿論セーフティーは持ってたんだろうけど。そりゃあんまりだわね。今までもDJのレコード盗む奴とか居たからな〜。そのうち内緒でワイヤリングしたりメモリ直挿ししてデータ盗むとか本気で出てきそうだな。ゴルフ場でクラブ盗むとかゲレンデで板盗むとか。そんなのと一緒だな。良心の問題だわね。そんな話を聞くとデータの防衛策も考えなくちゃいけないね。別のパソコンに接続した瞬間にデータ消去してくれるHDとかね。そんなのもうあるのかな?
そんなアホアホな、でも身になりそうな話しつつ。年明け早々のNAMMショーで発表される新しいコントローラー。(仮称)VCM-400(ワタナベヒロシモデル)を酒の肴(飲まないんだけどね)に、2時間ほど盛り上がる。社長の許可頂いたので世界に先駆けてこちらで発表!!
とにかく左右のデッキ部分のコントローラーが秀逸です。TRAKTORを使いこなしているワタナベヒロシだからこその拘りが随所にちりばめられている。最初にこの図面を見た時は「なんでこのスイッチが必要なのだろう?」と思ったりもしたのだが、その後ソフトを使い込みヒロシ君本人から説明を受けて目から鱗。久しぶりに開発能力のあるDJがアイディアを出したプロ仕様コントローラー。これは説得力がある。
これまで30年近いDJミキサー製作ノウハウの蓄積があるVESTAXだからこそのつまみやフェーダーの質感。このモデルから更に発展させたバージョンも進行中。
VESTAXいい感じで前進してますね。
MacBookProキーボード換装。
初めて買ったパソコンはATARIのMEGA2で90年の話。それ以前はMIDIもさっぱり解らなくてMCやQXのようなシーケンサーなんかちんぷんかんぷん。ATARI買うまでPCなんか夢の世界の話だった。で、そのATARIは当然ながらUSキーボード。数年してMacに乗り換えてもUSキーボード。そんなことでJISキーボードが選べるようになってからもずっとUSキーボードを使い続けてきたからJISキーボードになるとタイピングが滅茶苦茶遅くなる。特にdelete Keyの位置が厄介で消してるつもりで「¥¥¥」がタイプされたり。@マークやアンダーバーの位置が違うだけでオロオロしてしまう。JISキーボードのreturn keyの形状も未だにまったく馴染めない。
で、HFから戴いたMBP。PAの現場でもDJの現場でも大いに活用させていただいてるんだが一つだけ困った事が。そう、こいつがJISキーボードなんですわ。操作してて微妙にイライラするわけです。w よって円高のこのチャンスにVintage ComputerにてUSキーボード注文。到着したのでサクッとバラし。前にHD交換した時にキーボード周りの構造を大まかに把握してあったので何の問題もなく30分ほどで換装。(実際には換装時のキーボードのはめ込みが甘かったので二回組み付けとバラシしてるので1時間ほど作業w) やっぱり使い慣れてるUSキーボードだと本当にストレス無い。パソコンだったらキーボードとかマウス、車だったらシートとかハンドル。DJだったらつまみの形状とかトルク感。実際に自分の身体が触れる部分の質感や操作感って自分の癖も含めてとても重要だなと改めて思う。
あ〜、今年もあと4日しかないのか。やらなきゃならん事、山積みだな。(汗)