2009年04月30日

情報公開

相方が主宰する芝居屋・劇団羊のしっぽの本公演が決まりました。

芝居屋・劇団羊のしっぽ本公演
「寺山修司という劇的なるものを超えてー毛皮のマリーの居る風景からの」

★ホムペ「手紙」よりご予約下さい。お名前・御連絡先・希望日時・枚数をご記入の上、よろしくお願いします。http://hitsujinosippo.com/

★役者=武田光太郎・井上倫宏・渡辺慎一郎・小倉崇昭・高宗謙三・ 三浦佑介・松本渉・黒谷左近・村上寿・近藤善揮・伊藤正寛・中山浩美・菅田将輝・黒澤亮太・上杉旭
グレート乙羽屋・見た目が邦彦・辰巳次郎  順不同
ゲリラ出演 宮悪戦車(18日19日のみ出演。ストロベリーソングオーケストラ)
 原作引用=寺山修司 台本・演出=森島朋美 音=DubMasterX 照明=田向澄
男 美術=佐藤朋有子 衣裳=高平みく 作曲=加藤文生 読経=龍山一平 宣伝デザイン=mimi 撮影=田村尚行 絵=花 舞台監督=辰巳次郎

★役者の衝撃を観客席にぶっ放す

火のように燃える演劇があってもいいじゃないか
役者たちは媚びず、自惚れず、
観客席を直撃する

夏のある日

この衝撃を体感せよ

公演決定
7月15日初日
熱い夏がはじまる

7月23日千穐楽

夏のサーカス団見参

梅屋敷 テアトロ ド ソーニョ

小劇場の勇者そろい踏み

見物料 2000円  桟敷席 1000円

見物券予約開始 5月4日
見物日時指定・整理券順入場
お好きな席へどうぞ。

★15日7時16日3時 7時 17日7時 18日7時 19日7時 20日3時 7時 21日7時 22日3時 7時 23日 5時 12ステージ

そこは地獄か
極楽か

posted by DMX at 14:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月27日

相変わらず

バタバタしてるんだが週末は久しぶりに少し時間があいたので、ター坊のブレーキパッドを交換。もう随分前からやばいなぁと思っていたので一応DIXELのブレーキパッドはヤフオクにて購入済みだった。早くやらねばと思いつつもまったく時間が無かったのでなるべく乗らないようにしてたんだが。空けてビックリ玉手箱。

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一目瞭然の右が新品、左が取り外したモノ。流石にココまで乗り込んだのは初めてかも。と言うか、ココまで放置してはいけませんです。マジで反省。ローターの方は両面とも1ミリ位摩耗していたが、取り敢えず今回は交換見送り。装着後はタッチも良いしブレーキの鳴きも収まって一安心。高速域から急ブレーキするとゴワゴワしていたのでローターも駄目かな?と思ってたんだが、今のところその問題も無し。これで暫くは安心。

久しぶりに友人の芝居を見に渋谷へ。荒削りではあるんだが、最初に見て感動した「彼の想いが詰まった芝居」の片鱗は感じさせてくれたので満足。ここ数年の不甲斐ない芝居とは一線を画すモノになっていた。終演後は家族で無吟坊@三宿でうどん。相変わらず美味い。

本日は開かれた稽古場。
毎週毎週コツコツと積み重ねていた感情訓練。いつもと違うことをやった時にその効果が形になって見ている側にハッキリと伝わってくるんだなぁ。なんか凄くいい瞬間に立ち会えて嬉しくなってしまった。身体表現の音。色々と試行錯誤している中で導き出した一つの作品が演出に認められた。自分が不得意としている世界観だったので素直に嬉しい。今日はこの夏の公演の上演台本を頂戴する。全作、前々作以上に演出独自の世界観がよりハッキリとしていて面白い。今から楽しみ。

やっぱりね、コツコツやるしかないわけですよ。出来てるつもりになったらそこで終わりよね。積み重ねてない奴はおいていかれるだけ。
posted by DMX at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月22日

まとめて色々

土曜日は相方制作の朗読劇の音響。劇中の効果音などをアコーディオンでやるのでそれを集音・拡声しに杉並公会堂。
バンド物ではなく単体なのでカブリを気にする必要もなくワイヤレスのピンマイク持参で集音。以前、アコギと歌を録るときにやった要領で楽器本体ではない場所にマイクを設置。ピンマイクって無指向性でバンド物なんかだと厳しい部分もあるんだが周波数特性は意外に悪くない。と言うか、実はかなり素直。アコギとか歌とかね、結構いけるんでっせ。
なんでも実際にやってみて判る事って多いね。だから面白い。

日曜日はいとう(せいこう)君、ディジュリドゥーのGOMAさん、口ロロのコーシ君とアースデイライブ@代々木公園でDUBセッション。毎週定例の開かれた稽古場でのプログラムの一つ「音を身体に取り込む訓練」の中でのここ最近の俺的テーマでもある「ビート・リズム・音・反応・無音」における「演者の」「観客の」「相互の」関係性とか共有意識とか。それに近い事を考えさせられるセッションだった。ビートが有れば聞き手は勿論乗りやすい。演ずる側も乗りやすい。いわゆるお約束って奴だ。けれども、それは結構ベタなことだったりして。ベタにはベタの良さがあるんだけれどね。演じる側、見聴きする側。その共有意識の中でのビートって無ければいけないのかな?とか。いやいや、それはそれぞれに聞こえていればいいのだ!ってのも両方判る。相変わらず答えは出ないんだが、終わってからそんなことを感じたなぁ。
去年にも増して多くのお客様一杯で有り難かったです。いとう君の言霊を俺は覚醒させて飛ばすことが出来たのだろうか。

それにしても、去年・今年とアースデイに音楽で参加している訳だが、なんかエコエコとか自由とかね。そう言うのって個人レベルで考えればいいことでさ、なんか押しつけがましいというか政治が見え隠れしたりとか。そう言うのは性に合わんなぁ。指図されるのは嫌だ。wエコと言えばボーちゃんもブログに書いてたがエコ買い換えとかね。おかしいだろ、それ。エコカーに乗ると取得税とか重量税が安くなるとかね。それも変な話。取得税が優遇されるのはまだ判る。が、重量税?なんで?って感じ。だって、車の重さってのは環境対策とは関係ないだろ?勿論、軽い車の方が燃費がよいし道路を傷める事も少なくなる。けれども、エンジンのエコ度が違うだけで同じような重さの車の重量にかかる税金が変わるのはおかしな事だと思うのだ。HONDAのサイトでエコ車と税金の比較が出てるんだが、これって、エコが目的じゃなくて「屁理屈付けて車を売りたい」だけなんじゃないかと。国を挙げて消費を伸ばすにはどうしたらいいか?って匂いがプンプンするのだな。インサイトが発売されてのプリウスの値段設定もね。えげつないというか。その値段で出せていたんだったら最初からそうしろよと。嫌だねぇ、TOYOTA。TOYOTAと言えば先のF1中国グランプリのCX放送序盤に流されたTOYOTAヨイショ特集はいったい何だ。HONDAが撤退した今確かにTOYOTAには勝って欲しい。が、諸手を挙げて応援できない気分になるのはなんでだろう?
少なくとも都内に於いては前にも書いたが駐車取り締まりの問題があるのでこれからも車は売れないだろう。うちの近所のかえで通りも幅の広い一車線道路だったのに一部わざわざ仕切りを作って自転車道路にしやがった。これが路面店に出入りするのが非常に不便。自転車も我が物顔で逆走してくるから更にタチが悪い。道幅も狭くなったので路駐してのちょっとした買い物もできやしない。そう言えば久しぶりに原宿の竹下口の前を通ったら歩道を広げて車道は余裕のない片側一車線ずつにしてあった。アレはなんの意味があるんだろう。駅前の歩道近辺で車止めるなって事だろうけど。これだけ車に依存している俺でさえ車を益々使いたくなくなる。車など売れるわけ無いわな。

月曜日は開かれた稽古場。
なんかもう夏の本公演に向けて凄いことになってきてます。感情の渦の中で感情酔いしそうなほど。身体表現の音。リズム、盛り上がり、感情の揺さぶり。難しい。夏の公演に向けてまだまだまだまだ試行錯誤中。

Britain's Got Talent
既に話題沸騰なんで知ってる人も多いと思うんですけど。久しぶりに感動したなぁ。容姿とのギャップもそうなんだけど。なんだろう、それ以上に感動させる何かがある。やっぱり想いが詰まった言霊なんだよね。歌は心とはよく言ったもんだよ。

埋め込み禁止なのでYOUTUBEはこちら→Susan Boyle

posted by DMX at 22:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

テクニカル色々

先週もバッタバッタでした。日曜日は久しぶりに外スタジオにて録音作業。プロツってテレコとして使うともの凄く便利ね。凄いね!プロツ万歳!優秀なアシスタント君がセットだったらプロツに乗り換えてもいいな、とか。(笑)そんなことでサクッと二曲ほど録って自宅に持ち帰りLogicにてミックス中。先月はまるまる一ヶ月打ち込み物ばかりやっていたので生ドラムのミックスは新鮮。新しい発見も色々あって勉強になりつつ楽しくやってます。ドンカマ聞いてないのでエディットとか面倒だけど耳で聞いて判断してるから関係ないね。やっぱ俺にはLogic最高!w レコーディングの詳細はそのうち。

暫く前にMac Box Setを手に入れていたんだが、メインマシンの方はアルバム作業していたので当然OSのアップグレードなど出来るはずもなく。(昔は良くそんな時でもOSアップグレードとか無謀なことやってたなぁw)でも忙しい時ほど、そんな新しいことやって息抜きしたいというかね。そんな気分になるんですよ。で、メインマシンは流石に手を付ける勇気がないのでMBPの方でまずはアップグレード。何の問題もなくサクッと出来たんだがMail.appの挙動がおかしい。見た目フリーズはしてないんだが過去のデータの引き継ぎが全くない。終了しようとしても出来なくて強制終了するしかない。ドイツに行く前だったので、取り敢えずMail.appは捨ててThunderBirdで設定して現地では事なきを得たんだが。(G-maiにもフォワードしてるから大丈夫なんだけどね。)それから、アップグレードしたとたんに滅茶苦茶ブラウザの表示が遅くなる。これはsafariでもFirefoxでも同じ。ググると「IPv6を切れば早くなる」とか「ターミナルでDNSキャッシュをクリアしないと駄目だ」とか出てくるのでトライしたんだがまったく解決しない。FirefoxのDNS Flusherなるプラグインも試したが駄目。何故かドイツではストレス無く繋がってたんだが帰国して繋ぐもやっぱり駄目。

取り敢えず試行錯誤。

Mail.appの方はこちらが参考になった。なんだか導入動機も症状もまったく同じ。書かれているようにターミナルに一行ずつコピペしてやったら解決。
インターネット接続の問題は環境設定→右下の詳細→DNSタブのDNSサーバーの欄に自分のIP直打ち(サブドメインも)これで解決。タイガーからレパードにアップグレードしたとたんにインターネットの表示が滅茶苦茶遅くなったなんて人は試す価値あるカモです。

で、マスタリングも終わったしトラブルも解決できたのでメインマシンの方もレパードにアップグレード。あっけないくらい簡単に終了。MBPと同じ現象が出たので、慌てず騒がず同じようにやったらクリア。やっぱり事前の検証って大事だな。(俺も大人になったなぁw)
Logic関連のプラグインはIK Multimediaモノが跳ねられたんで改めてインスコ。あとはMOTUのドライバーをアップデートしてAlphatrackのドライバを再アップデート。なんか、こいつだけ認識されたりされなかったりと挙動が変。コントロールサーフェイスウインドウ内でこいつのアイコンが出る筈なんだが相変わらず適当なキーボードが出てきちゃうし。ちょっと解決が必要。

まぁでも大方無事にアップグレード完了。これでスノーレパードがリリースされたあとも安定するまで暫くは華麗にスルーで作業できるってもんです。やっぱり最新OSから二世代落ちちゃうとね。サポート含め周辺ソフトの対応問題とか不安になってくるから。サードパーティーも含めて完全にバグだし終わったくらいの時期にアップグレードかけるのが精神衛生上宜しい訳です。はい。

posted by DMX at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月09日

東京って便利な街だね

向こうでは12時くらいになると都心部でも飲食店が殆ど無くてね。最終日ばらし終わってお疲れご飯しようにも近場に店がないとか。そう考えると東京って凄い街だなと単純に思った。反面、そう言う便利さが無い生活も人間らしくていいなとか。色々考えさせられました。

帰りのフライトは行きよりも2時間ほど早く疲労困憊の身体にはそれだけでも随分と助かります。しかし、ルフトハンザのエコノミーはシートの前後長が狭くて本当に窮屈。そこへきて9時間半はやっぱりしんどい。w どこかの誰かさんみたいにファーストクラスとはいかないまでもビジネスクラスで海外移動出来るような身分になりたいもんです。w

で、成田には朝の8時に到着。一旦帰宅して踵を返し池尻大橋。form The Masterにて宮本(茂男)さんにマスタリングをやっていただく。何をマスタリングしてたかと言うと、、、、、、

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これです。
約10年ぶりくらいにアルバム出します。avexより5月13日発売です。
ジャケットに「Dub Master X Presents」と有るように純粋なソロアルバムというのも微妙ですが一応ソロアルバムです。
何だかんだで自分がRemixを始めてから20年が経つ訳ですが、いつまで経ってもRemixerは受け手の仕事。一番やりたかったことはレコード会社の垣根を越えてこちらのやりたい物をリミックスしてリリースすることだったのですが、「こちらがやりたいからと勝手に作る(笑)」訳には当然いかず。それでもやっぱり自分はRemix的な手法が大好きだし、有るものに何か手を加えて新しい形にするのが一番やりたい事なんだね。その辺りの権利関係の問題や大人の事情って言うんですかね。色々な山積みされた問題の中でどうやればそれに近いことが出来るのか?を試行錯誤した結果かな。まだまだ発展途上ですけど。そんな感じです。

Remix的な手法を取る為に全てカヴァーです。カヴァー曲のセレクトも今回歌ってくれたMirayさんのブッキングも敢えて全てディレクターに一任しました。セルフリミックス的なオリジナルのフレーズの美味しさを残したいが為にオリジナル完コピのMIDIデータを作ってもらいそのオケでヴォーカルを録音。そのアカペラとMIDIデータをもらい受けてレゲエ DUB Remixの感覚で全ての曲を再構築しました。これをフランクフルトにいく直前まで作業してたわけです。

因みに収録曲は以下。

1. Alone Again (Naturally)
2. I’m Not In Love
3. タイミング
4. 言葉にできない
5. Hard To Say I'm Sorry
6. もうひとつの土曜日
7. WE'RE ALL ALONE
8. 銀河鉄道999
9. Another Orion
10. 雪の華
-Bonus Track-
11. A Song for XX - dub's loverdub remix - / 浜崎あゆみ

見ての通りのベタです。(笑)けれど、大きな括りで見ればこのベタな選曲を再構築する考え方は自分のやりたいことでもあります。何しろどう味付けしたかが一聴瞭然ですからね。選曲やヴォーカルの選出に加えてジャケットデザインやタイトル等、音を加工する以外の事は全て携わってくれたプロフェッショナル達にお任せしました。与えられた枠(制限)の中でどれだけのことが出来るのか?それを制限一杯の中でやれるだけやってみました。
一聴するとベタでミーハーで耳障り良い仕上がりですが、音作りミックスに妥協はありません。是非聴いて見て下さい。宜しくお願いします。

ちなみに11曲目はボーナストラックで10年ほど前にリミックスした浜崎の曲です。こうやって聞き比べるとやってることに大きな進歩がないですね。(汗)それでも作り続けるチャンスをいただけていることに感謝です。関わってくれた全ての人に感謝します。

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何年かかかって、また宮本さんにマスタリングをして戴けて「ココまで戻ってきたぞ」と時差ボケで死にそうになりながらも感慨深かったです。近年見ていなかったマスタリング技術の進歩っぷりにも泡吹いたり、もの凄く時間をかけて丁寧な仕事をやって戴けました。心より感謝します。ありがとうございました。


Trilian

Stylusでお馴染みのSpectrasonicsからTrilianと言うプラグインBASSシンセがまもなくリリース。先のMesseでデモ見てきました。

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現在のDTM環境におけるBASS音源の恐らく最高峰になりそうな予感。レジェンドマシンの再現もさることながら操作系統がもの凄くわかりやすく出来てます。特にシーケンス風のラインとかフィルター系とか。EazyDrummerのBASS版のような印象を受けた。で、驚くべきはこれがシンセ系に特化してるだけではなくてウッドベースやエレベも良くできてるんだね。初日から終始黒山の人だかりだったのも頷けます。確か、300ユーロくらいな価格だったと思うので、成田なら4万以下で買えるのかな?もう絶対におすすめです。ポチっと逝くしかないです。

開かれた稽古場@浅草橋
マスタリングスタジオから浅草橋へ。日本を発つ前に作っていった身体表現用の音。やっぱり焦って作ったせいか詰めが甘い。「鳴っている音の中に別のリズムを見つけ出せないかなぁ?」と言う参加者に対する主宰の指摘に、「そうするとリズムは邪魔なのだろうか?それとも聞こえないリズムを感じさせるような音作りが必要なのか?」と、時差ぼけの頭で色々なことを考えさせられた。まだまだ試行錯誤です。
posted by DMX at 23:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月04日

Frankfurt Musikmesse

無事に四日間が終了。

とにかく想像を絶する広さの会場を朝9時から夕方6時まで三日間歩き回ってやっとすべてのフロアを探検完了。日頃の運動不足もたたって会場の端っこで行き倒れになりそうになりつつ、「ここでへばっても誰も助けてくれないんだよなぁ」と焦りつつ少し休憩しつつまた頑張ると。最後の方はこれの繰り返し。w
ついつい商売柄DTM関係ばかり気にしてしまうが、ソフトウェア会社の出店は意外に少ない。それなのに全体の出店数は驚異的な数。とにかくオーソドックスな楽器ブース(ギターやドラム、キーボードなど)の会場の熱気がもの凄い。例えばドラム、打楽器の出店だけで幕張メッセの一番でかいホールが一杯とか。照明や特殊効果だけでそれ二つ分とか。そんな感じで、ギター、プロオーディオ、プロライト、コンシューマー楽器、レコーディング機器等々行けども行けども終わりが見えない感じ。そんな全体から比較するとDJ機器を扱うメーカーも随分減って少々元気がない。各メーカー様々なデジタルDJ機器を出しているのだけれど、プロ機としてまともに動作するのはセラートとベスタクスのみ。ヌマークやジェミニは安くて売れているらしいが、操作した印象としては全然まともじゃない。こうやってチープでアバウトなモノを作っていてはデジタルDJを誤解されかねないなぁと不安になります。

ベスタクスブース。DJトリックス(マイクさん)のVCM-600のデモンストレーション。

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VCM-600を使用しているプレイヤーとしての見え方はDJそのもの。とにかく市場のベスタクスに対する期待感は相当なモノで、最終日の今日もベスタクスブースの前はパフォーマンスのたびに溢れんばかりのお客さんでごった返す程だった。

デジタルとアナログの融合というか双方のいいところを取り込む動きはDJに限ったことではなく、PA機器の流れがとても参考になります。特にDigicoのデジタル卓は相当進化しているし、サンクラもVi2が出たしMIDASも新しいコンパクトの奴はなかなか良いです。なかでも、PA卓ではないですがNEVEのコンパクトなデジ卓が心に焼き付いております。素晴らしすぎる。

って事で、各メーカーの気になったミキサーの画像など。

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まぁとにかくミキサーの写真だけでもキリがないです。w

ちなみに照明機器の会場はこんな感じ。

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取りあえず朝一番なのに会場内は既にスモークだらけ。あちこちでリアルな炎(スペシャルエフェクト)の火柱がガンガン上がってるし。安全基準は勿論あるんだろうがあまりにワイルドな展示スペース。ここ数年LEDライトの進化で色々な照明機器の進歩が目覚ましい。プロジェクターがそのままムービングの照明になっているモノや、水のカーテンにレーザーを当ててホログラムのように映像を浮かび上がらせたりとか。

それにしても、どこの会場に行っても中国メーカーのパチもん度合いが凄いです。ラインアレイの見た目(だけ)そっくりな奴がメイヤーとかJBLのすぐ横で出展していたりして。そんなメーカーがゴロゴロいます。えげつないなぁとか思いつつ世界は広いなぁと感心したり。ブースの中でご飯食べてるのは中国人だけってのも民度の差を感じるいいバロメーターだ。

そうそう、昨日はサイモン・フィリップスのドラムソロライブ見ました。あちこちのブースでデモンストレーションをやってる様々なアーティストも桁違いにビッグで驚きます。(が、外人さんが皆背がでかくてどこの会場行ってもよく見えません。(泣))

続きはまた日本に帰ってからでも。
posted by DMX at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月02日

久しぶりに

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海外に来ております。

31日の朝に日本を発って31日にフランクフルトにin。ミュージックメッセです。今日は既に現地四日目。メッセ自体は三日目で残すところ明日一日。毎日ゴルフ場3ラウンドしたくらい歩いてます。山のように写真撮ってます。世界は広いが取りあえず会場広くて死んでます。歩きすぎで腰飛びそう。(笑)
posted by DMX at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする