2009年06月27日

iPhone OS 3.0でカレンダーと連絡先が重複

先日喜び勇んでOS3.0にしてから、いつものようにitunesでアプリのアップデートかけようと思いつつタブの中のメニュー変わったかな?と思って何気に情報タブの「icalカレンダーを同期」と「アドレスブックの連絡先を同期」のチェックボックスにチェックが入ってない事に気がつき、「なんでや?」と思いつつ無意識にチェックを入れ直して同期かけたら見事にカレンダーと連絡先が重複してしまった。その後チェックボックスを外してみたものの問題は解決せず。で、ググったら同じ症状のかたがいらっしゃいまして解決法まで丁寧に指南して下さっていた。お陰で問題は解決。しかしだ、これってなんのアナウンスもないままに仕様変更になってたって事?恐らく同じような症状で悩んでる友人達多そうなのでリンク貼っておきます。ココ読んで操作すれば簡単に解決できまっせ。

http://www.ttcbn.net/no_second_life/2009/06/iphone-os-30-iphone-mac-net-1.html


稽古の方は毎日こつこつ進行中。
とにかく力のある役者が勢揃いなのでココまでの歩みは早い。既に普通のレベルで「いい芝居」になっている。ここから先の道は本当に亀の歩みになっていくのだろう。細部に拘って更に磨きをかけるってのはそう言う事。本番までまだまだ細かな作業に割く時間があるってことが素晴らしいなと思う。

久しぶりにダイニング二郎@渋谷。夏新メニューの「カレー鍋」が出来たというので家族で。店に入るとMC BOOがいてビックリ。二郎ちゃんに聞いたらバンバンビガロのイベントで繋がりがあるんだとか。世の中狭いなぁ。芝居のチラシ渡して宣伝。(笑)面白いから必ず観に来てね。

あぁ、それにしてもMJだけかと思ったらファラ・フォーセットもとは。
アメリカ黄金時代の象徴が消えてしまった。今のアメリカの凋落振りと重なってしまう。時代は確実に動いている。
posted by DMX at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月26日

間違いなく自分の音楽感に

多大なる影響を与えたであろうMJが死んだ。勿論ジャンルにかかわらず当時影響を与えてくれた音楽ってのは数知れずなんだが、ダンスミュージックに思い切り傾倒している自分の「ダンスミュージック感」に影響を与えてくれた曲の一つがマイケル・ジャクソンの79年のメガヒットDon't Stop Til You Get Enough だったわけで。とにかくこのアルバムをプロデュースをしたクインシー・ジョーンズも併せて、俺の中で無意識に存在しているグルーブやブラックミュージックの華やかさの肝の部分の一つだったりする。
82年にTHRILLERが発表され、その初めての長編プロモビデオも注目されたりもしてビデオ買ったもんだが、それよりもMTVの番組の中でグランドマスターフラッシュがBillie JeanとWanna Be Startin' Somethin'を二枚使いでブレイクつなぎしてたのを見て衝撃受けたのはでかかった。こんなポップなネタ使う事もありなんだなぁって。ある種ベタをかっこよく調理してしまうその精神にももの凄く影響されてる。

とにかく、MJには音楽的に影響を受けている部分が相当あるのだ。JBが死んでしまったこともショックではあったが、リアルタイムで影響を受けたブラックポップスターの死はインパクトでかすぎ。

R.I.P
posted by DMX at 11:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月20日

いい芝居になってます。

根性、根性ど根性。ですね。
身体のあちこちが悲鳴上げても、それでも踏ん張って稽古に出てくりゃ得る物多し。結局は自分が上がらなけりゃ恥かくのは自分だし。自分が上がれば結果として芝居が上がる。一蓮托生だわね。
周りも手を貸すが、やっぱり最後は自分の踏ん張り。それしかないわけで。本当に今回の座組はいいんだよ。やり甲斐有るよ。見てもらい甲斐有るよ!!


ホームページ 「手紙」より
ご希望日時・お名前・枚数・ご希望席(自由席2000円/桟敷席1000円)
御連絡先を添えてどうぞ。

http://hitsujinosippo.com/
芝居屋・劇団羊のしっぽ本公演
「寺山修司という劇的なるものを超えてー毛皮のマリーの居る風景からの」
見物料 2000円 桟敷席のみ1000円(座布団席になります。)
7月15日 19時
7月16日 15時/19時
7月17日 19時
7月18日 19時(宮悪戦車出演日)
7月19日 15時/19時(宮悪戦車出演日)
      ★19時残りわずか。お急ぎ下さい。
7月20日 19時
7月21日 19時
7月22日 15時/19時
7月23日 千穐楽につき、17時です。お間違えなく!

posted by DMX at 23:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月19日

稽古・稽古・稽古・・・・

日曜以外はひたすら稽古の日々。
音は毎日少しずつ手直しを加えつつ。ほぼ出そろってはいるものの、新たに増えるモノなど少々。日々コツコツ。今回は特に座組の士気が高いので、モチベーションの低さにイライラすることも少ない。

芝居も音楽もそうだが、共同で作り物をする時に一人でも欠けると稽古にならない。勿論、代読したりその場で手の空いている者が変わりにやる訳なんだが、やっぱりその本人がやらなきゃ成立出来ないことも多々あるわけで。関節痛いから休みますなんてのはお話にならないんだが、そう言って休む奴が居るわけで。激しい動きが出来なくても稽古場に来て台詞だけでも言うとか、代役の人がやってくれているのを見て勉強するとか、ミザンス覚えるとかね。稽古場に来ればやれることはいっぱいあるわけだ。割稽古で出番がない限り、与えられた役があるなら熱が有っても這ってでもとにかく稽古場に来る。演出に「休みなさい」と言われるまでは歯を食いしばってやるのがプロ。自分が欠けたら周りに迷惑をかけると言う自覚がないんだろうなぁ。プロとアマの差って案外こういう事だったりするんだよ。

芝居全体としては着々と上昇中。と言うか、毎日通し稽古やって抜き稽古。稽古初日からずっとこのペース。(笑)もの覚えが悪い俺でも毎日やってれば指先が覚える。稽古って本当に大事だと思う。

面白い芝居になる手応えを日々感じております。

公演チケットはhttp://www.hitsujinosippo.com/ホームページの公演情報で見物日時をご確認の上、手紙よりお申し込み下さい。
posted by DMX at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月12日

録音・編集

芝居の音作りの方はまぁ順調。8割方上がっているので、ここから稽古で使ってみて更なる微調整、まだまだ変更などがでるだろう。その為にも稽古に参加して芝居をもっと理解しなくてはならない。

久しぶりのバンリュウジスタジオにて、芝居用の音を録音。今回、ドラムソロというかドラムパフォーマンスで参加してくれた坂田(学)君のプレイ、久しぶりに彼のドラミングを聞いたがやっぱりいいドラマーだなぁと思う。有る意味サラブレッドな訳で、父親(坂田明さん)譲りの血というのかな。絶対にそういうのあるね。劇中曲を書いていただいた加藤さんのピアノは相変わらずの優しさを感じるアグレッシブ。こんなに才能があるのに日の目を見ないのが不思議でしょうがない。読経は現在一緒にバンドをやっているキーボードの(龍山)一平。普段音楽の世界でも読経でもやったことのない表現に演出の意向でチャレンジして貰う。こちらもいいモノが録れました。
今回もMBP & Logic & MOTU828、(吉田)ゐさおちゃんからマイクを4本借りて録音。ケースバイケースだが、ドラムって意外にこれくらいの本数で録った方がリアルないい音が録れます。ピアノもちょっと変則的に3本のマイクで。これまた狙い通りの音に録れた。金かけないでいい音録るのが信条だったりするし。w

帰ってからコツコツとミックス作業。取り敢えず最初の形には完成。さてこれを叩き台にして稽古でカット&トライですね。
posted by DMX at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月09日

ちゃんとしてるもの、ちゃんとしてないもの

相変わらず忙しく大変ですが、とにかく動き回れていることに幸せ感じる日々。こういうのも、一回地獄を見てこないと分からない感覚かも。活かされる有難みを感じる毎日で御座います。

そんななか先週は芝居を立て続けに二本。
一本は高円寺の新しい芝居小屋にて。世にあるミュージカルに対して言えばアングラミュージカル?って事になるのかな。まぁ兎に角唄も芝居も酷いもんだったなぁ。一般的なミュージカルのチケットに比べれば3分の1の値段なんだが芝居の出来まで3分の1になられちゃ堪らんわけだ。ヘッドセット付けるほどの小屋でも無い筈なんだが大劇場並みのヘッドセット仕様。小さい箱でこれやられると役者が実際にいる場所から発せられる実音とスピーカーから足される声の定位のずれが生じてドンドン目の前の光景に実感が無くなってくる。あとはコーラスになると言葉がまるっきり分からない。会場のせいかな?とも思ったが、会場の音響設計が悪いのであれば誰もが聞き取りにくい声になるはず。が、数人の役者さんはキチンと声が通るのだね。マイクを通しても通さなくても。そう考えるとやっぱり一人一人の滑舌の悪さを必要以上にマイクで増幅していることも声がハッキリしなくなる一つの原因なんだろうなぁ。考えてみりゃマイク使ったって滑舌は良くならないし。(笑)
それに気がついたのは翌日見に行ったお芝居で最後に全員で唄うシーンがあったからだ。そりゃー見事にハッキリと言葉が聞こえたのだね。勿論会場の違いもあるけれど、こちらのお芝居は皆さん役者としての声や滑舌など基本が出来てらっしゃるかたばかり。それは芝居を見ていて良く判った。対するミュージカルもどきの方は全体の一割くらいの役者さんだけしかキチンと滑舌が良くない。てか、声を商売にする生業なのだから、役者と名乗るからにはそんなの当たり前の事だと思うのだけれど。それすら習得していない者が板の上に立ち、聞き取れない台詞をしゃべり歌を歌いお金を取る事が許されるようじゃね。お先真っ暗。
まぁ、そんな好対照な芝居を二本続けてみたわけです。この夏のうちの公演にも出演くださる井上倫宏さんが客演した「美しきものの伝説」はいい芝居だったなぁ。いわゆる研修発表会なんだが、ちゃんと基礎訓練してきたことが実になっているわけだ。うん、役者さん達も、芝居の作りも全て「ちゃんとした芝居」だった。趣味・嗜好以前に表現活動ってのはこうあるべきだよなぁ、と感心したのだ。俺もまだまだ精進せにゃあきまへん。


ちょいと話は違うけれど、ヒロシのブログに書いてあったこれとかもね。根本は違うんだけど、自分の中ではなんか通じる物があるんですよ。勿論、ヒロシと同じように俺もコピーするし色々な物にインスパイアされて盗んできたりします。これはHIPOHOPが出現した頃からのサンプリング問題にも通じるし、ARTや文学の世界でもそうですよね。ディズニーの腹黒い権利話含めのレッシングのフリーカルチャーにも通じる話で。ヒロシが書いているように「そこにリスペクトが存在するかどうか」と言う線引きには大いに賛同します。
けれども最近の世の中、誰もが権利ばかり主張する時代。「リスペクトに対する誠意(金)を見せて下さい!」とかなるじゃない。なんかそう言うの自分の中でも15年くらい未だに解決できないでいます。もの凄くクリエイティブな発想の弊害になってます。だから、ソロアルバム出すのに10年もgdgdやってたという部分もあるんですが。
いまさら勝手にサンプリングさせろとは言いませんが、カヴァーぐらい好きにやれせてくれよとか思います。
ゼロからオリジナルな物を作り出すのも表現だし、ある物を上手く組み合わせたり見方を変えて新しい物にするのも立派な表現だと思うんですがね。(人それぞれ線の引き方に差はあるでしょうが)
話を戻してforever21問題とかね。これ酷すぎるでしょ。サザンとかB'zとかのCDをそのまま複製して自分の名義でリリースしてるのと同じようなもん。(したくないけど。)海賊版(勝手な複製)も悪いですけど、俺の判断基準の中ではこっちの方が遙かに悪質だと思いますね。ココにはリスペクトと言う言葉もインスパイアと言う言葉も存在しない。ただの乗っ取りだもんなぁ。人の心を踏みにじるにも程があるというか。まぁ、そのへんの「程」も人によってはまちまちなんで。俺が偉そうなことを言えた義理でもないんですけど。(笑)

つー事で、昨日は夏公演の顔合わせ。そして演出の説明付きでいきなり立ち稽古(と言うか殆ど通し稽古)開始。そして今日は本を持ちながらの通し稽古。
主宰の意向で稽古初日から三日間は劇場を使っての稽古が出来るという有り難さ。客席も舞台も導線も音響も、うちの芝居は既存の見せ方をしていないので現場に入って実寸が取れる稽古が最初に出来ることは、座組全員のイメージ増幅作業にはとても有効だ。いきなりの立ち稽古にも誰も焦らず臆することなくドンドン昇華させていく。こりゃー凄い座組だわ。間違いなく刺激的な舞台が出来る。そう確信し心が躍る。ちゃんとしたモノお見せ出来るよう頑張りますので乞うご期待。

posted by DMX at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月03日

ご無沙汰してました

昨日はBAY-FMの番組へゲスト出演のため幕張のスタジオに。幕張自体は去年のサマソニの時にポメで出演したので久しぶりじゃないんだが、スタジオは15年ぶりくらいだろうか?
その昔一緒に番組をやっていた門脇のお昼の番組にCDプロモーションのゲスト出演。BAY-FMと言えば開局試験放送時から5〜6年はずっと番組をやっていて海浜幕張の駅前にあったサテライトスタジオでも試練のランチタイム生放送(生DJミックス番組)とかやってた。たしかまだWBGは建設中で、近所のビルの会社員とかが居るくらいの閑散とした町並み。メッセでイベントがある時だけはものすごい人出だったりとか。電波塔の申請がなかなかおりなくて東京まで電波飛ばない!!とか。ほんと懐かしいねぇ。WBGに移ってからも深夜のDJミックス番組だったのでゴーストタウンのような中での生番組。今思えば華やかさゼロのラジオ時代だった。(笑)それがいつの間にか本社ごとWBGに移転してスタジオも増えててびっくり。編成部長だったA氏も今や編成局長。随分かわいがっても貰ったし、こき使われ(笑)もしたが今ではいい勉強させて頂いてたなぁと感謝感謝。当時のスタッフで知る人もA氏と現編成部長のK氏だけになってしまった。久しぶりに濃い話が出来た。お世話になっていたT部長の訃報を聞いて愕然としたり。幕張のランドマークの一つプリンスホテルがアパホテルになってたり。(笑)そんなBAY-FMも今年で開局20周年。時の流れは早いなぁ。

本日は(桑原)モイチさんの事務所へ。来月のお芝居のチラシやら先月リリースのCDやらを持って遊びに行ってきた。茂一さん自身には何度かイベント会場で挨拶してはいたんだが、こうやってクラブキングにて話をするのはこれまた15年ぶり位じゃないだろうか。何たって俺がこの業界に入るきっかけとなったピテカン。そこでの所属はモイチプロダクションだったのだ。(モプロがピテカンの企画部だったわけで、ライブ要員の俺はこちらの所属だった。)ピテカン無きあとも暫くお世話になっていたんだが、若かった俺(23位だったかな?)はどうにも茂一さんの奔放さに耐えられずに辞めたほろ苦い思い出がある。その後の音選協のすったもんだとかあったりして疎遠になっていたんだけど、去年・今年のアースデイで手を振ってくれたり(笑)会釈返したりで何となく縁みたいなモノを勝手に感じ、突然だけどアポ取って押しかけたというわけ。相変わらず茂一さんは茂一さんで益々茂一さんらしさに磨きがかかってていい大人になってた。音楽のこと、芝居のこと、イベントのこと、ディクショナリーのこと。「何だか昔の仲間が最近よくこうやって訪ねてくるのよ」なんて言いながら、20年経ったけど茂一さんと俺との関係性って全然変わらないなぁと思ったり。何だか妙に居心地が良くてなんだかんだと1時間以上しゃべりまくったのだった。「チラシを見ただけだったら絶対に行かないタイプの芝居なんだけど、話を聞いたら面白そうだから観に行くよ!」と快い返事も戴いたのだった。寺山修司に興味がない二人が寺山の話を元寺山のマンションで語る。何とも滑稽なシチュエーションだがこれもまた縁。年を重ねるたびに人間の魅力、人間の奥深さを感じる有意義な時間だった。
posted by DMX at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする