左は今回の芝居の音楽を担当した加藤文生さん。加藤さんとは今回初めてお会いして録音のお手伝いをさせて戴いたんだが、この人本当に素晴らしいピアノを弾くんです。最初に音を聞いたのは今回出演していた前島さんのドキュメンタリー映画「ヒロシマランニング」の挿入曲。とにかくただ者ではないとその時直感したんだけど、実際に録音し公演中も色々お話しさせていただいてすっかり意気投合してしまった。きっとこれから先もご一緒させていただく事があるだろう。世の中凄い才能を持った人が埋もれて居るんだなぁ。勿体ない。
車の話
巡回ルートに入っているボーちゃんのBlogに書いてあったんだけどね。俺もおんなじ事感じるなぁ。
俺はほぼ毎日車で移動している車人間。何曜日のこの時間帯はどこそこが混んでるとか言う状況ってのは25年も毎日都内を走っていれば肌に染みついてるわけです。で、去年のオイルマネーゲームでのガソリン高騰の時あたりからかな?とにかく目に見えて都内を走る車が減ってきた。首都高速も結構使うんだけどこちらはもっと如実。お出かけする前は大概ココで状況見てからいくんだけど、とにかく渋滞の赤印が少なくなったわけですよ。良く使う4号線なんてのは平日の夕方なんて絶対に永福か高井戸辺り、3号なら用賀辺りから都心に向けて真っ赤だったのに今ではC1ですら色がついてない事がままある。4号はC2があるから?いやー、C2もたまに走るけどあそこは年中ガラガラだからな。影響殆ど無いでしょ。前も後ろも他車が見えないときも良くあるくらいだし。
で、暮れから原油大暴落でレギュラー100円近辺なのに年が明けても車の交通量は一向に増えてない。お陰で毎日車を使う身には移動時間が読めるので有り難い事この上ないんですけどね。色々考えると、やっぱりボーちゃんも書いているように実は駐車問題も大きいのかな?と思ったり。折しも先日も某社の会長との打ち合わせで同じような話になって、車が売れないのは不景気のせいもあるかもしれないが、一番の問題は「自由に移動できて便利なはずだった車が自由に移動できない厄介な代物になってしまった」ってことなのかも。確かにあの駐車禁止取り締まりが民間に委託されてからと言うもの俺も随分と駐車禁止の切符切られたし。止めたくても駐車場が近くになかったりね。どこへ移動するにも駐車スペースの確保が一番で、それがまた結構面倒くさい。車が止められないと困るので、集合時間よりも随分早めに現場近くへ行ってまずは車止めるところを探す。100円パーキングも増えたが便利なところは1時間1200円もするし郊外ではデフォになっている「料金上限有り」ってのも都心の便利な場所には意外に少ない。
こんな不便な道具敬遠するようになるのは当然だよな。魅力的な車が少ない事が車が売れない原因じゃないか?とも言われている昨今。確かにそれも一理ある。一理あるがユーザーの感覚からすれば「不便だから乗らない」ってのは最も説得力がある様に思う。ドンドン車が乗り辛い環境を作っておいて車が売れなくて困りますとかね。笑うよなぁ。エコカーも実はそんなにエコじゃないしね。ハイブリッドを謳う車よりも軽自動車の方がよっぽどエコよ。それよりもバイクはもっとエコ。バイクの駐車場ももっと増やして欲しいよなぁ。駐禁を厳しくやるのはそれからだろうに。アレもコレも全て終わってるな、この国。一旦デフォした方がいいよ。違うか〜?
月曜日は開かれた稽古場。
初参加者もあり、本番終了で参加のメンバー有りで11名の参加。今回は幾つも面白い瞬間があって終始目が離せなかった。身体表現の音は、ある意味実験というか自分のメッセージであったりする。そして融合するであろう身体表現を最終形としてシミュレートしたりするんだけれど、今回は思いもよらない融合があって意表をつかれた感じ。化学反応起こして予想もしなかった新しい物が生まれたみたいな。いい瞬間だったなぁ。ほんと勉強になるわ。
それにしても稽古場横のコインパーキングは安くていい。時間300円。これが妥当な金額だろ。
玉置成実のRemixは無事完成。データを鯖に上げて終了。さてお次はラジオ用のリミックスだな。
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