2009年02月02日

焦った。。。

土曜日の深夜、二階で作業しているとけたたましいサイレン。近くで事件でも起こったか?と思っていたらサイレンが家の横へ。なんだろうと思って外へ出るとうちの真横に消防車が一台横付け。(あとでその筋の友人に聞いたら50台近くの消防車が出動していたらしい)うちの区画の角(5軒先)の方からもの凄いけむりと炎。

火事だ。

消火作業が始まる前で非常線も張られていないのですぐ側まで行ってみる。既に二階は火の海。出火した家のおばあちゃんが呆然としながら向かいの空き地で消防士さんの質問に答えている。「家族何人?おばあちゃん何があったの?他の家族はどうしたの?」矢継ぎ早に繰り出される質問に「家族は反対側に逃げているから、、、大丈夫」と放心状態。少し離れたところには隣家のご夫婦。「あ〜、もうだめだ〜。早く消してくれ〜」と今にも頽れそう。その声には何十年間も積み重ねたモノを全て失ってしまうかもしれないのに自分ではどうする事も出来ない絶望感が滲み出ていた。「早く消してくれ!」俺も心の中で呟く。消火活動が始まった。が、かなりの強風に煽られ炎は隣家に襲いかかる。観念したかのように呆然と立ちつくすお隣のご夫婦。しかし、懸命の消火活動のお陰でお隣さんは壁と屋根の一部を焼いただけで助かった。
一旦家に帰り家族に報告。寝ていたお姉ちゃんは相方が外で叫ぶ声で目が覚めたらしい。飛び起きてガタぶる。幸い我が家と出火元の間には駐車場や空き地があるのでここまでの延焼は余程の事がない限り大丈夫だろうと家族に言う。(そう言いながら自分に言い聞かせている)。火は3時間ほどかかってようやく鎮火した。もの凄い数の消防士さんが消火作業に当たっていた。反対側に隣接するおじいちゃんのお宅はどうなったのだろう?ふと気になり相方と反対側に回ってみた。おじいちゃんの家は全焼だった。大きな建物があった更にお隣は半年ほど前に更地となり売地になっていた。ここが空き地じゃなかったら被害は相当広がっていたかもしれない。(もしかしたら我が家までも?)そう考えると急にゾッとした。
もの凄い炎の熱、辺り一帯に充満する煙。水しぶき。火事は本当に恐ろしい。深夜に二軒も全焼したのに死者が出なかったのが唯一の救いだが、今後の事を考えると当事者も被害者も大変。本当に気の毒に思う。

それにしても間近で活動している消防士さんを見て、改めて大変な職業だなと思った。
二日経ったのにまだ焦げた臭いが漂っている。火の元には十二分に気を付けなくては。

そんな事があったので昨日は一日気が抜けた感じ。何となく街の空気もいつもののどかさとは違う。


本日は開かれた稽古場@浅草橋
久しぶりのメンバーが参加。色々と考えさせられること多し。相手の反応を受け止めてキャッチボール出来ないと独りよがりになって成立しないところは音楽でもまったく同じ。場の空気や流れを読む力がなければトンチンカンな事しちゃうわけで、それもまったく音楽と一緒。ここは相方主宰の芝居の稽古場ではあるが、芝居に限らず舞台に立つ表現者にとって大いに勉強になる場だなとつくづく思う。今日もいい勉強させて頂きました。

スーパーボウルの日テレ地上波が始まったので第二クォーター終了間際のターンオーバータッチダウン見たところで遠くからサイレンの音。物騒だなぁと思っていたらドンドン近づいてくる。「また近所で火事?」と思ってたらまたしても我が家の横に!!

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どうやら一昨日の火災現場から煙が出ていたらしく通報が入った模様。結局2時間程大騒ぎ。こんな事があると流石に気が休まらないわ。
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2009年01月28日

無事終演、お疲れ様でした。

老人と海は連日満員御礼で無事終演。制作の動員力の凄さもさることながら、口コミで広まっていくエネルギーを凄く感じたな。今は情報が早いしネット以前のような嘘や大風呂敷が通用しない時代。コツコツと正直にやる人々が報われる時代なのかもしれない。

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左は今回の芝居の音楽を担当した加藤文生さん。加藤さんとは今回初めてお会いして録音のお手伝いをさせて戴いたんだが、この人本当に素晴らしいピアノを弾くんです。最初に音を聞いたのは今回出演していた前島さんのドキュメンタリー映画「ヒロシマランニング」の挿入曲。とにかくただ者ではないとその時直感したんだけど、実際に録音し公演中も色々お話しさせていただいてすっかり意気投合してしまった。きっとこれから先もご一緒させていただく事があるだろう。世の中凄い才能を持った人が埋もれて居るんだなぁ。勿体ない。

車の話
巡回ルートに入っているボーちゃんのBlogに書いてあったんだけどね。俺もおんなじ事感じるなぁ。
俺はほぼ毎日車で移動している車人間。何曜日のこの時間帯はどこそこが混んでるとか言う状況ってのは25年も毎日都内を走っていれば肌に染みついてるわけです。で、去年のオイルマネーゲームでのガソリン高騰の時あたりからかな?とにかく目に見えて都内を走る車が減ってきた。首都高速も結構使うんだけどこちらはもっと如実。お出かけする前は大概ココで状況見てからいくんだけど、とにかく渋滞の赤印が少なくなったわけですよ。良く使う4号線なんてのは平日の夕方なんて絶対に永福か高井戸辺り、3号なら用賀辺りから都心に向けて真っ赤だったのに今ではC1ですら色がついてない事がままある。4号はC2があるから?いやー、C2もたまに走るけどあそこは年中ガラガラだからな。影響殆ど無いでしょ。前も後ろも他車が見えないときも良くあるくらいだし。
で、暮れから原油大暴落でレギュラー100円近辺なのに年が明けても車の交通量は一向に増えてない。お陰で毎日車を使う身には移動時間が読めるので有り難い事この上ないんですけどね。色々考えると、やっぱりボーちゃんも書いているように実は駐車問題も大きいのかな?と思ったり。折しも先日も某社の会長との打ち合わせで同じような話になって、車が売れないのは不景気のせいもあるかもしれないが、一番の問題は「自由に移動できて便利なはずだった車が自由に移動できない厄介な代物になってしまった」ってことなのかも。確かにあの駐車禁止取り締まりが民間に委託されてからと言うもの俺も随分と駐車禁止の切符切られたし。止めたくても駐車場が近くになかったりね。どこへ移動するにも駐車スペースの確保が一番で、それがまた結構面倒くさい。車が止められないと困るので、集合時間よりも随分早めに現場近くへ行ってまずは車止めるところを探す。100円パーキングも増えたが便利なところは1時間1200円もするし郊外ではデフォになっている「料金上限有り」ってのも都心の便利な場所には意外に少ない。
こんな不便な道具敬遠するようになるのは当然だよな。魅力的な車が少ない事が車が売れない原因じゃないか?とも言われている昨今。確かにそれも一理ある。一理あるがユーザーの感覚からすれば「不便だから乗らない」ってのは最も説得力がある様に思う。ドンドン車が乗り辛い環境を作っておいて車が売れなくて困りますとかね。笑うよなぁ。エコカーも実はそんなにエコじゃないしね。ハイブリッドを謳う車よりも軽自動車の方がよっぽどエコよ。それよりもバイクはもっとエコ。バイクの駐車場ももっと増やして欲しいよなぁ。駐禁を厳しくやるのはそれからだろうに。アレもコレも全て終わってるな、この国。一旦デフォした方がいいよ。違うか〜?

月曜日は開かれた稽古場。
初参加者もあり、本番終了で参加のメンバー有りで11名の参加。今回は幾つも面白い瞬間があって終始目が離せなかった。身体表現の音は、ある意味実験というか自分のメッセージであったりする。そして融合するであろう身体表現を最終形としてシミュレートしたりするんだけれど、今回は思いもよらない融合があって意表をつかれた感じ。化学反応起こして予想もしなかった新しい物が生まれたみたいな。いい瞬間だったなぁ。ほんと勉強になるわ。
それにしても稽古場横のコインパーキングは安くていい。時間300円。これが妥当な金額だろ。

玉置成実のRemixは無事完成。データを鯖に上げて終了。さてお次はラジオ用のリミックスだな。
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2009年01月22日

芝居は本当に奥深い

相変わらずRemix制作は進行中。一応順調ではあるがぼちぼちもう一段スパートかけないとかな。
昨日はお姉ちゃんと下北で観劇。やりたい事は判るんだが、あまりに役者の技量が追いついてないというか。一人でも「それ風・出来てる風」の芝居をする事でシーンが、ひいては芝居全体が壊れていく。そんな事は基本中の基本なんだろうけど。そう言う事すら出来てない者達がいっちょまえの金取って芝居してる現実に目眩がする。

今日は相方が制作を手がける「老人と海」の二日目を観に新宿へ。その前にサンレコ編集部にて編集長と戸田(誠司)さんと対談のような取材のような雑談のような(笑)1時間半。内容は秘密。そのうちサンレコ紙上で判るでしょう。w
無事に一仕事終えて新宿はゴールデン街劇場へ。昨日の初日に引き続き満員御礼。前島さん平田さんの息もぴたりとあって素晴らしい芝居だった。少々トラブルはあったんだがそう言う事すら気にならない程。ほんの少しの舞台装置。小さな小さな劇場が大海原に感じられるのは紛れもなく二人の役者さん達の演技力。そこに付加される照明や音が相乗効果で観ている者達を異空間に誘ってくれる。

昨日の芝居と今日の芝居。昨日の役者と今日の役者。同じ「芝居」や「役者」と言う言葉で括りたくない。
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2009年01月20日

ゲネプロ拝観

相方制作の現場に朝から機材搬入。サクッと済ませて踵を返し自宅にてRemix作業。夕方になって「音響の具合が微妙なのでゲネ観てくれないか?」と相方よりメール。劇中で使うピアノの音を録音した者として問題があるなら確認せねばなるまい。機材トラブルだとヤバイので念のためコンパクトミキサーと配線一式を持って劇場へ。
まずは口出さずにゲネ拝見。微妙だという話から事前に幾つかの原因を予測していったんだが、案の定予想通りの問題。音響さんに幾つかアドバイス。あとは演出家の指示に従ってトライ&エラーを繰り返せばスムーズにいけるはず。明日からの本番、スタッフサイドのテクニカルが決まれば更に良い芝居になるだろう。
それにしても、何とも人間味のあるいいお芝居だった。明日の初日以外はまだチケット有るようなので時間がある方は是非!

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そう言えば数日前からおかしな咳が出ると思ってたんだけど確実に来ましたね、花粉。ここ10年程の症状は「くしゃみ・鼻水・目がかゆい」とかの一般的な症状は殆ど無く喘息のような咳がでる。そして舌先が金属っぽい(ってのも変な喩えだが)イヤーな感じになる。で、今日も朝から外に出たとたんに始まったんですぐにオノン飲んだら治まり。一般的には花粉と言えばアレロックやアレグラなんだけどそのどちらも俺には全く効果無し。自分の場合はオノンが効果覿面なのだ。まったく眠くもならないし怠さもないので仕事に支障きたさなくて助かってる。ほんと花粉アレルギーな人には嫌な季節到来ですわ。
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2009年01月18日

色々復活

まだ変な咳が少し残るモノの風邪はほぼ全快。この歳になると健康の有難みというのが身に染みて感じるなぁ。若い頃ー元気いっぱいの頃は絶対に判らなかったこの感覚。人の身体の不調とか痛みって自分がポンコツになってくると良く判るわ。視力の低下とかもね。目が悪いって凄く煩わしい事だったんだな、とかね。優しい人って言うのは自分で体現しなくても想像力が豊かだから人に優しくなれるのかもしれない。そんなことも考えさせられるのだ。しかし、この咳もしかすると既に花粉到来なのかも?と言うのも咳き込む感じが風邪のそれとは違うのと外に出ると急に酷くなるから。既に舌がザラザラするあの嫌な感じもある。しかし、ちょっと早すぎないか?

Mbox 2 Micro
「リミックス作業用データを開く為だけ」に遂にプロツLE購入。プロツはスギヤマンがずっと使っているので見慣れた画面ではあるが、やっぱりすぐには馴染めないわね。本物プロツと比べトラック数などに制約があるものの一応データは開いてサクサク必要なトラックだけバウンス。こうやって元データが開ければ、それはそれで欲しくなる素材なんかもあったりして。やっぱり仕事でプロツは使わなくてもLEだけでも持ってた方が今時便利って事がやっと判りました。これからはセッションデータでバシバシデータ送って下さい。(いや、やっぱりアカペラ貰う方がいいか。w)
それにしても、Mbox 2 Microはコンパクトで便利。「新たに録音出来るインターフェイスは必要ない」って俺みたいなユーザーにぴったりかも。

久しぶりにMacPro不調
アクセス権の修復などこまめにやってるんだが、プロツインスコしたら久しぶりに画面が半透明の黒になって強制終了。その後リスタートかけるもフォルダーにはてなマークが出て起動出来ず。PRAMクリアで立ち上がったのでディスクの検証すると重大な問題があるというのですぐさまリカバリー。コレで暫く安心かな?とも思うがボチボチHDも寿命近いのかもしれないので、CCCでクローン作っておくべ。

ピンク号エアサス
稽古場に道具を入れに行ったついでにディーラーに修理に入れたんだが早速直ってきた。直ったというか、以前自作改造した車高調ロッドの取り付けリンケージが片側はずれていたのが原因だった。(汗)比較的最近に一度潜って取り付け確認したんだが大丈夫だったんで安心してたんだけど、どうやらそのあとで外れてしまったらしい。取り敢えずノーマル状態に戻したらセンサーの異常もなくなりましたって事で、現状若干ヒップアップ状態。そんなにおかしくないからお外が温かくなるまではこの状態でいいかな。

SONY MDR-XB700
既にHFもお気に入りになってる模様のヘッドフォン。古くからの友人であるチャンコミ(パスタマンとも言う)が、デザインを手がけたモノ。試供品を戴いたので数日前からチェックしている。

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パンケーキのようなインパクトのあるイヤーパッド。MDR-CD900と並べるとでかさが良くお判り頂けるかと。耳がでかい俺でも中にすっぽりと収まる。が、この大きさの癖に思いの外軽いし装着感も肌に触れる感触もとても良い。適度に柔らかいのにホールドが良いのは恐らくフレームの作りが良いからだろう。そしてフラットケーブル。音質的によいかは判らないがデザイン的にはGOOD。新しいよね。ユニットはこのモデルの為に開発された新しい大型のモノ。その恩恵もあって相当LOが出てます。リスニング用と考えれば間違いなく現行品で群を抜いている。そんな印象。ただ、第一印象としてはMDR-CD900と比べるとLOのパワーがある分中高域に物足りなさを感じるような気もする。実際にXBR-700でミックスしてみたんだが不慣れなせいで上手くいかなくて諦めたんだけど、いつものようにCD-900とスピーカーでバランス整えてからXBR-700で聞きなおすとCD-900でミックスしたイメージと全然ズレがないわけです。と言う事は相当いいバランスのヘッドフォンって事になるのかもしれない。
だから現時点では最終的な構成考えたりとかトラックのON/OFF考える時とかね。ラージモニターで爆音で作業しないと雰囲気が出ない様な時にXB700使うと気持ちよく作業出来る。このヘッドフォンに慣れてしまえば十分モニターヘッドフォンとしても使えるかもしれないね。更に使い込んでみようと思う。
最近、SONY製品って身の回りに全然無い(ヘッドフォンしか持ってない)んだけど、こういう工業製品のクォリティーの高さって、やっぱり天下のSONYだなぁと感心するのであります。詰めが甘いなぁって事がないんだよね。流石です。

ミックス作業
オーディオデータ戴いてミックスというか簡単なリアレンジも含めたリミックス作業のようなモノだったが無事に終了。インストの楽曲なんだが、元々いとう(せいこう)君のメッセージが入ってたり沢さんの歌が入っていた楽曲なので、自然にそれらのメロディーやメッセージが頭に渦巻く。結果としてそれらに大いに刺激されて作業が出来た感じ。

リミックス作業
プロツデータから欲しいデータをサクサク戴きつつ、もの凄く動き回るコード進行の楽曲を如何に単純なコード回しに出来るかを考え。なかなかいい調子で作業進行中。


事故で友人が生死の境を彷徨っていたんだが今日無事意識を取り戻した。どこまでも悪運が強いというか何というか。とにかく安堵。元気になるまで暫く時間はかかるだろうが頑張って復活して欲しいと思う。
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2009年01月12日

急降下のちゆっくり上昇中

気が付けば無事46歳。今更歳とるのも目出度くないというか、、そんな誕生日に免許の書き換え。風邪の具合も良くなってないのに何を勘違いしたのか「誕生日で期限が切れる」と思いこみ無理して早起き。府中の試験場の受付で免許証を出した瞬間に誕生日の一ヶ月後まで有効期限がある事に気づく。こんな事なら体調今ひとつなのに無理して来ること無かったよ。。。二時間の講習の半分はドラマ仕立てのDVD鑑賞。お決まりの「酒を飲んで事故を起こすとこんな悲惨な人生になるんですよ!」的警鐘ドラマ。執拗に加害者の奥さんを責め立てる被害者側の遺族の気持ちも分からんでも無いが奥さん責めてもしょうがないだろう的などんよりした展開。案の定それを苦に奥さん自殺するというおまけまで付く展開にドヨヨン気分も最高潮。こんなもの見せられて抑止効果があるんだろうかと更新の度に思う。逆に免停講習の時に見せられるようなエグイ事故映像とかそう言う方がインパクトはでかいんじゃないか?若い頃3連ちゃんで免停食らった時に見せられたスプラッターバリのドキュメントは未だ脳裏にこびりついてるもんなぁ。あれのお陰で随分無茶苦茶な事はしなくなったもの。(苦笑)やっぱり駄目人間(自分含む)には適度なお説教が必要だと思う。

で、翌日はミーティング@恵比寿。「普通に考えればあと30回位しかお正月迎えられないんだよなぁ。」なんて事をいとう(せいこう)君かせきさいだぁとうなずき合う40オーバーな三人。全員参加で新年初のポメラニアンズミーティング。大まかな今年の目標やらスケジュールを元にみんなで更に頑張るぞと。頑張るのはいいんだが、闇雲に頑張っても仕方がないので、ちゃんとビジョン持って力を注ぐべき所に注がないとね。なんて話を延々。軽く居酒屋で新年会。ドラムのナカジと結構深い話する。
思いの外遅くなってしまったので、もう一件お誘い頂いていた新年会の方には参加出来ず。帰路につく。車出すのに1000円札が無くて両替するのに右往左往。結局駅の反対側まで行って両替。雨が上がってたのだけが救い。あまりの寒さにガタブル。雪の予報もあり都内メチャ冷え込んでいたのでそのせいかと思ってたんだが、どうやら風邪ぶり返しで発熱していた模様。帰宅して熱測ったら38度5分。ありゃー、正月一発目の仕事も無事完パケた事もあって踏ん張っていた気が緩んだか。薬飲んで厚着してもまだ寒いのでロングダウン着込んで布団に潜り込み激しく汗かく。
そのお陰で翌朝は一気に7度代まで下がったんだが昼過ぎた頃からまたグングン上がりはじめ38度後半に。それでも、寒気は無くなったし喉の痛みなどもないので意外に元気。やっぱり暖かくして休息を取るのが一番の薬って事で一日ごろごろ。厄介なのは鼻が全閉なので口の中がカラカラで気持ち悪さ5割増しになってる事。RemixのデータやらMixingのデータが次々届くので気持ちが焦る。

Remixのデータがプロツのプロジェクトデータできやがったお陰でデータ開けず。せめてアカペラのバウンスデータだけでも作っておいてくれよと思う。いつからプロツデフォなんだよ。(って、業界ではとっくにデフォ扱いですけど、、)こちとらしがない下請け職人だしね、文句を言っても始まらないんだが、もう少し思いやり合ってもいいんじゃないですかねぇ。。。。まぁ、これを機にプロツLEでも常備しておこうかと成田でM Power2をポチっと。しかし8LEはレパードじゃないと動かないらしい。プラグインのアップデートやら面倒なので未だにメインマシンは10.4.11環境。そうなると別ハードディスクにレパード入れてって話になるわけ?あ〜、それも面倒。面倒だがやらなきゃならん。が、この体調では全然やる気にならん。

ピンク号のリアエアサスの調子が悪い。いつも助けて貰っているデータベースを見る限りでは配管のOリングの劣化からくるエア漏れの確率が高いようだ。とか言ってたら何故かラジエターの警告ランプもたまに点灯する始末。クーラントもチェックしたがきちんと入っているしなぁ。おかしいなぁ。電動ファンでもいかれたのだろうか。体調悪くてこちらも整備する気まったくおこらず。おまけにリアゲートの節度も悪くなりうんともすんとも開かなくなり焦る。芝居道具搬送中なので、出せないのは進退に関わる大問題。なのでこれだけは何とか解決しなくてはと試行錯誤。半ドア状態にしてご近所をグルグル走る。わざと段差乗り越えたりしてガタガタやってるうちにリンクが緩んで無事に開いた。すかさずしこたまグリスアップしたら無事に直る。(ホッ)体調も悪いわ車もトラブルわで良い事無しな感じだけど、こうやって些細な事一つでも解決してくれると随分気持ちが楽になる。

日中遅めの昼飯食いながら高校サッカーとか見てた。流石に決勝戦は見応えあるし広島の2点目のボレーシュートとか鹿児島の一点目のゴール前での粘り強さとか見てると次々回のワールドカップとかには少しは希望が持てそう。しかし、ハーフタイムになんでライブやる?プロスポーツでもないのに。それももの凄い半端な感じで。道徳上良くないんじゃなくて、高校生のスポーツと商売を結びつけるきな臭さって言うんですかね。そんなのを感じるなぁ。

取り敢えず熱は7度前半まで下がったので、定例の開かれた稽古場@浅草橋へ。新しい顔が二名。肝のメンバーが体調不良だったり本番中だったりでどうにも緩いと思った。今日の身体表現用の音は自分自身の体調不良に対する不甲斐なさとかイライラが音に反映されていたのだと思う。不愉快なサウンドだった。(笑) 初参加のSばたさんの動きが妙に腑に落ちる。不規則なリズムの中でああいう自分の体内リズムの取り方をいきなり出来るってのは相当勘がいい。U杉君の彷徨い歩きながら唄うシーン。この二点が今日は印象に残った。今日は稽古後の飯会は中止。相方と二人で晩ご飯。このところ立て続けに不味いカレーを食っていたので上野のデリーで確実に美味いカレーを食う。(笑) 満足。
あ、吉祥寺は井の頭通りの交番のはす向かい辺りに出来た像が目印のカレー屋さん、恐ろしく不味いです。要注意です。
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2009年01月06日

世の中的には

昨日今日あたりから仕事始めのところが多いようですが、こちとら締め切りに追われて年越し作業。元旦と二日は体調も今ひとつで少しノンビリしたものの一瞬にして正月気分はお仕舞い。(泣)
二日は今年も西口お笑い芸人チーム&お芝居関係チーム総勢17名で新年会。我が家で朝まで大盛上がり。毎年この面子で集まる事が出来るのは幸せな事。世知辛い世の中ですけどみんな不況に負けずに頑張ろうぜ。

3日の昼間から制作ものやりつつ運びモノやったり6日のプレビューに向けての制作に追われ、4日の深夜のうちに鯖に上げて一安心したにも関わらず5日になってYちゃんから修正の電話。数曲のサイズが画と合ってないという。「なんでや〜!?」と話を摺り合わせると、どうやら作業ガイドにしていたQTムービーが最終の一個前のモノだった事が判明。(完璧に自分のミス!(泣))大慌てで修正。何とか夕方までに間に合わせ浅草橋の「開かれた稽古場」へ向かう。
年初の稽古場は正月呆けもなく久しぶりのメンバーも参加で一気に全開。大いに刺激になる。せっかく作っていった身体表現用の音。稽古場のサウンドシステムが不調で数カ所でフリーズ。新年一発目で張り切って作ったのにがっかり。そろそろ稽古場用のサウンドシステムも持参で考えなくてはいけないのかもしれない。稽古後は皆で軽く食事。ディレクターのYちゃんから一曲セーフティーで別バージョンが欲しいと連絡有り。帰宅して作業。特急で作ったこの曲の方がしっくり来るモノが出来上がる。結果オーライ。

本日は目黒の蟠龍寺スタジオにてピアノの録音。MacBookProにMOTU828持ち込んで作業。ノントラブルで予定時間より早めに収録完了。サクッと帰宅して早速ミックス。

相方からちょっと早めの誕生日プレゼント。実はスタジオにいる時から「あの大きな袋なんだろう?ビクトリアゴルフのだし。」とちょっと気にはなっていた。(笑)NIKEのブレーカーやら冬ゴルフ衣装一式を戴く。かれこれゴルフから遠ざかって7年くらい経つので真っ新のゴルフ用品のプレゼントは意表をつかれた感じでもの凄く嬉しかった!ありがとう!!精進します。w
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2009年01月01日

さぁ、今年はどんな一年になるのか

無事新年明けました。おめでとうございます。

旧年中はPAオペレートも復活し各地で色々な方にお世話になりました。ありがとうございます。今年は相方主宰の本公演も控えているし音楽活動も今年に輪をかけて忙しくなりそうな予感。

と言いつつも、相変わらず年越しになると体調崩してます。インフルエンザにかからなかっただけまだマシかな。今日あたりからやっと鼻も通ってきて思考回路もまともになってきた感じ。とにかく鼻が詰まって全閉していると、無呼吸マスクが全く意味をなさないのでそこそこ長い時間寝ているのに妙に疲れがとれない。乾燥している上に口でばかり呼吸するので喉がカラカラに乾いて張り付いて気持ち悪い等々。まぁ全部お決まりの風邪の諸症状ですわね。締め切り間近のお仕事も一旦手を休め束の間の休息です。

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年末ギリギリまで仕事していても毎年きちんとお節を手作りする相方。偉すぎる。そして例年通り美味すぎる。新年早々一杯目の雑煮は餅四個投入。(笑)一気に正月気分盛り上がってます。明日は恒例の我が家的新年会。大盛上がり必至。明日までゆっくりして締め切りまでラストスパートの予定。

世の中益々不景気ですけどこんな時こそ地道に踏ん張らないとですね。本年も宜しくお願いします。
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2008年12月27日

年の瀬ですな

年末進行じゃなくて年始早々締め切りの仕事を抱えていたりするので慌ただしさに輪をかけていたりする。が、こんなご時世に仕事を頂けるだけでもありがたい訳です。頑張らなくっちゃ。

そんな合間を縫ってVestaxの忘年会へ。
To The Coreの方ではPaco Night。二階のオフィスでは忘年会。最近この手の席で必ず話題にのぼるのは、「PCDJはメインストリームになり得るのか?」って話。誰もがオーディオファイルだけ手に入れればピッチ合わせが出来なくてもDJ出来ちゃう事に対する「モヤモヤした感情論」的な。もっと言えば「繋ぎが上手に出来る事がDJであって、ピッチあわせが自動化されたらDJじゃない!」的な話。要は色々な理由を付けてはいるが、PCDJはDJじゃねーよと言いたげな。(笑)

この辺りの話を端的に文章にまとめる能力がないので割愛。やってみれば利便性だけを追求したものじゃない事が良く判ります。

そういやそんな席での笑い話。ケヴィン・サンダーソンがDJやっている時にPCに背を向けて捜し物していたら急に音が止まって「なんだろう?」と焦って見たら外付けのHDがオーディエンスに盗まれていた事があったそう。(怖)勿論セーフティーは持ってたんだろうけど。そりゃあんまりだわね。今までもDJのレコード盗む奴とか居たからな〜。そのうち内緒でワイヤリングしたりメモリ直挿ししてデータ盗むとか本気で出てきそうだな。ゴルフ場でクラブ盗むとかゲレンデで板盗むとか。そんなのと一緒だな。良心の問題だわね。そんな話を聞くとデータの防衛策も考えなくちゃいけないね。別のパソコンに接続した瞬間にデータ消去してくれるHDとかね。そんなのもうあるのかな?

そんなアホアホな、でも身になりそうな話しつつ。年明け早々のNAMMショーで発表される新しいコントローラー。(仮称)VCM-400(ワタナベヒロシモデル)を酒の肴(飲まないんだけどね)に、2時間ほど盛り上がる。社長の許可頂いたので世界に先駆けてこちらで発表!!

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とにかく左右のデッキ部分のコントローラーが秀逸です。TRAKTORを使いこなしているワタナベヒロシだからこその拘りが随所にちりばめられている。最初にこの図面を見た時は「なんでこのスイッチが必要なのだろう?」と思ったりもしたのだが、その後ソフトを使い込みヒロシ君本人から説明を受けて目から鱗。久しぶりに開発能力のあるDJがアイディアを出したプロ仕様コントローラー。これは説得力がある。
これまで30年近いDJミキサー製作ノウハウの蓄積があるVESTAXだからこそのつまみやフェーダーの質感。このモデルから更に発展させたバージョンも進行中。

VESTAXいい感じで前進してますね。

MacBookProキーボード換装。
初めて買ったパソコンはATARIのMEGA2で90年の話。それ以前はMIDIもさっぱり解らなくてMCやQXのようなシーケンサーなんかちんぷんかんぷん。ATARI買うまでPCなんか夢の世界の話だった。で、そのATARIは当然ながらUSキーボード。数年してMacに乗り換えてもUSキーボード。そんなことでJISキーボードが選べるようになってからもずっとUSキーボードを使い続けてきたからJISキーボードになるとタイピングが滅茶苦茶遅くなる。特にdelete Keyの位置が厄介で消してるつもりで「¥¥¥」がタイプされたり。@マークやアンダーバーの位置が違うだけでオロオロしてしまう。JISキーボードのreturn keyの形状も未だにまったく馴染めない。
で、HFから戴いたMBP。PAの現場でもDJの現場でも大いに活用させていただいてるんだが一つだけ困った事が。そう、こいつがJISキーボードなんですわ。操作してて微妙にイライラするわけです。w よって円高のこのチャンスにVintage ComputerにてUSキーボード注文。到着したのでサクッとバラし。前にHD交換した時にキーボード周りの構造を大まかに把握してあったので何の問題もなく30分ほどで換装。(実際には換装時のキーボードのはめ込みが甘かったので二回組み付けとバラシしてるので1時間ほど作業w) やっぱり使い慣れてるUSキーボードだと本当にストレス無い。パソコンだったらキーボードとかマウス、車だったらシートとかハンドル。DJだったらつまみの形状とかトルク感。実際に自分の身体が触れる部分の質感や操作感って自分の癖も含めてとても重要だなと改めて思う。

あ〜、今年もあと4日しかないのか。やらなきゃならん事、山積みだな。(汗)
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2008年12月20日

もはや皿回しではない

最近更に精力的に活動しているTherd Earの弘石君の忘年会PartyにTARの関君のプッシュでDJing参戦。

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先発で回していたSoccerBoyもTraktor DJ。圧倒的に使い込んでいるであろう忙しないプレイに大いに刺激を受ける。もはやあれはターンテーブルで言うところのTrickに近い。あそこまで取り憑かれたようにミキサーとノートを操作すれば説得力もあるわけで、あのスタイルも一つのジャンルになり得るなと思ったり。コントローラー使わずにTraktorを操作するアクションも「なるほど!そうやって使うか。考えたなぁ。」って事だったり。コントローラー無きゃ無いで工夫してやるわけで、そう言う部分に大いに感銘を受けた。ワタナベヒロシ君もそうだと言ってたがSoccerBoyもインターナルではなくパラアウトでエクスターナルmixerでのプレイ。やっぱりまともなコントローラーがない時からやってる連中はこの方法しかやりようがなかったのだろう。いや、色々と学ぶ事が出来て面白かった。

自分の方はVestax VCM-100経由でインターナルミックス。自宅レベルでは猿のなんとかみたいにせっせとPlayしてはいたものの実際に現場に持ち込んで使用するのは初めてだったので少々不安が。何が不安って内蔵のAUDIOボードの音質。それも含めてのファイルを鳴らす事での音色の違和感はないか?って事。ソフトの安定性、操作性に関してはなんの不安も無かったんだが。
とにかく順番がきたのでガツンと音を出したんだが、出た瞬間にその不安は消し飛んだ。全然音いいです。(笑)世の中じゃ、ファイルモノはとてもじゃないがかけられないとか言ってる方々もいらっしゃるようですけど、実際何の問題もないです。自分がかけるデータは全てwavかaiffにしてるんだけど、音色・音質に関してはアナログやCDで回しているのと遜色ないね。というか、CD-Rに焼いてかけるよりも間違いなく音がいい。(笑)そりゃそうだわね。データを焼き込んだ時点で音変わるし。それをCDJ等で再生する段階で更に音変わるわけで。そう考えると、(オーディオインターフェイスの出来不出来にもよるんだが)ファイルから一回の変換作業で出力する方がいいんだろうなぁと確信したり。VCM-100に内蔵されているオーディオボードは16bitだしそんないい物じゃないんだが実際に自分ででかい音で聞いてみて、尚かつ先発のSoccerBoyの音(彼はネイティブのAUDIO8をインターフェイスに使っていた)と聞き比べても問題無しだった。
DJ Play中のコントローラーの不具合も無し。ただ、コレは以前から気になっていたんだがコントローラーを使ってインターナルのEQを使うと効き具合に違和感を感じるのだ。特にLowを絞った時に急にバッサリ切れてしまう感覚は既存のミキサーを操作している人間にとっては相当な違和感がある。効き方と指の動きがリニアじゃないんだね。慣れればいい事なんだろうがなんとも気持ち悪い。恐らく多くのPCDJがエクスターナルでパラアウトして既存のミキサーを使う理由の一つがそこにあるような気もする。(他にも、操作性とかアクションとかセッティングの関係でこの方法が今まではベストだったとも言えるだろう)

フェーダーに関してはSoccerBoyスタイルで操作するにはやっぱり縦フェーダーじゃないと駄目なんだろうなと思った。でも、俺のようなPCDJでも普通にロングミックスしてクラブプレイしたい旧式DJにはやっぱりロータリーでしょう。(笑)そう言う意味でも、このVCM-100は抜群に良い(楽しい)。ただ、TRAKTOR PROの機能をもっと使いたい時にはどうしても操作するスイッチ(つまみ)が足りない訳で。今のところはキーボードショートカットでやり繰りしてますけど。
そこは、来年初頭に発表になるVESTAXのワタナベヒロシモデルに期待です。アレがあればTRAKTOR PROで普段使いたいと思う操作が殆どコントロール出来るようになります。勿論、旧式DJご要望のモデルも地味に企画進行中。来年はDJingにも力入れていこうと思った次第。


早いモノで18日は宮ピーの一周忌だった。ついこの間の事のようにも思うし随分昔の事のようにも感じられる。なんか「最近暫く会ってないなぁ」って気分のまま時が過ぎている感じ。メール打てばすぐに返事が返ってきそうな。そんな年の瀬。
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2008年12月16日

いや〜〜

いい芝居を見た。

「向日葵の柩」 作 柳美里 演出 金守珍 主演 山口馬木也@新国立劇場 小ホール

たかだか芝居歴10年の俺が言っちゃいけないんだろうが、本も役者も中身のない芝居ばかり世に氾濫しているお陰で、最近では相方に誘われて劇場に向かう足もついつい重くなりがち。余程の事がなければ芝居を観に行くのを拒否している。勿論観に行かなければ良いか悪いかは判らないのだけれど、少なくとも自分が信じられる人(家族か数人の先輩達)の勧めがなければ行く気にならない。だって、時間を無駄にしたくないんだもの。
そんな今日この頃なのでこの芝居も華麗にスルーしようと思ったんだが、家族が先週観に行って「素晴らしいから見てきなさい」と興奮して言う。最初は断ったんだが「コレ見ないと一生後悔する」と言う。そこまで言われたら観に行かねばなるまい。

久しぶりに、「舞台でやる必然」を感じるいい芝居だった。特に主演の山口馬木也さんの「感情のあふれ出る芝居」に鳥肌。演出に、照明に、音に、舞台美術に、本に感動。どうしようもないやりきれなさ、心の葛藤。切なくて切なくて涙が出る。昨今良くある上辺だけのお涙頂戴ホームドラマでは無い。ベタな所や、「なんで?」って所もあるんだが、そんな事すら気にならないようないい芝居だった。最後の舞台装置、圧巻だったなぁ。ほんとうに、観て良かった。終生忘れられない芝居になるだろう。

2008年度PA仕事納め
ポメラニアンズでの純粋な単独公演は今回が初めて。何たってレコ発ですら対バン有りだったわけで。小さい小屋だったがかなり納得いくまでリハーサルが出来て良かったです。
お客さんも大勢来ていただき感謝感謝。LIVE自体は自分が関わりだしてから見れば随分と進化していて、やっとココまで来れたという感じは強い。が、それは変化を見ている自分にだから判る事であって、その過程を見ていないお客様には全然関係ない話なわけで、やっぱり手厳しい意見も色々戴いた。その辺りはやっている本人達も勿論自分も判っているのでコツコツと改善している訳なんだが、ある程度までの進歩は早くてもそこから先は亀の歩みになると言う事かな。自分も含めもっともっと精進せにゃあきまへん。と言う事が良く分かったライブだった。
このユニットになってから初めて全員の力で作り上げた楽曲「からっぽフレイバー」はMFSBのガラージュアンセム「Love is the Message」からトラックを戴き。人力バンドでどこまでHIPHOPのLOOP感と生バンドのGroove感を出せるか、そしてDJ Hollywood的なRap感を出せるかが肝だったのだが、それらを全てクリア。更に磨きをかけたいところ。
自分的にも今回は色々と新しい試みをやってみた。何度もリハーサルでやっても、実際に現場に入って音出ししてみないと判らない事一杯。良いところもあれば駄目なところもあり。でもやってみなけりゃ判らないからな。やるべき事はまだてんこ盛り。駄目なところは改善し次(来年)に繋げるべ。

いとうせいこう&ポメラニアンズ≡、来年も応援宜しくお願いします!
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2008年12月11日

おかしいなぁ〜w

今月はこんなに忙しくないはずだったのに。。。ただでさえ時間が経つのが早いと感じるのに、この調子じゃ年末まで一気だな。ふ〜。

そんな中、暫く行けなかった桜上水にて身体のメンテ。体重の方はリバウンドもなく何とか「普通の人の最低レベル」までは戻ってきた感じ。それでもこう忙しいと首がヤバイ。首が先か、腰が先か?って感じになってきたのでメンテ再開。ブランクも少なかったので苦痛も伴わずに気持ちよーくバキバキ。身体が資本だからね。年取ってくるとメンテ大事ね。

Pro Audio Japan
先月手に入れたAlesisのControl Pad。データ取り込むのになかなか調子よいのだが、extトリガーinの反応が悪い。と言うのも、RolandのKD-7(キックトリガー)を差してpadとコンビネーションで叩くとKickが発音しない事が多い。単体でKickだけ叩く時は何事もなく音が出るんだが。まるで同時発音数が足りなくて音が出ないみたいな。そんな雰囲気。(今時そんな事は有り得ないんだが)
仕方がないのでサポートメール。何度かやりとりしているうちに「一度お会いしませんか?」的な流れになり機材背負って横浜まで。到着すると先日のインターナショナルミーティングですっかり仲良くなったOTAIレコードの某氏がいらっしゃってビックリ。(笑)何とも奇遇なり〜。軽くご挨拶して早速作業。サポートさんも立ち会いでああでも無いこうでも無いと試行錯誤。結果、Roland KD-7から出るトリガー信号がAlesisと比べると「瞬間的に出る鋭角な波形」なんだそうでControl Padの方で「拾いきれない&同時に叩くと処理しきれない」と言う事が判明。原因は分かったが解決しようがない。正常動作するAlesisのKick Padを貸し出していただけることになったのでKD-7は諦め。不良在庫が出来て一件落着。(笑)

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こんな感じでコンパクトに使ってます。Padの反応も良くてシンプルなLOOPトラックで済ませちゃえるような作業でもついついコレでデータ入魂しちゃいます。フラムとかゴースト、全体のコンビネーションとか打ち込むよりも遙かに楽ちん。最近のドラム音源に入ってるMIDI情報も良くできてるんでそれを編集してもいいんだけどね。やっぱこだわりだな。

で、他にも気になったモノがあったので暫く貸していただく。

DEQ-830
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1UサイズのデジタルEQ。それも8ch。(笑)ADATオプティカルもついているのでAD/DAコンバーターとしても使える。フロント卓返しのライブハウスに行くとモニター用のグラフィックは大概Q2031Bなんだけど、当然トータルリコールなんか出来ないので対バンある時なんか面倒で仕方がない。少スペース、コストパフォーマンスを考えるとコレは非常に優秀。何たってQ2031B(2ch)と同じ値段で8ch分だからな。確かにね、アナログで上げ下げする方が操作は楽なんだけど、それも許せちゃう位の感動。ここまで行くなら無線LANタッチパネルコントローラーで持ち運びながら出来るようにさせてしまえば(PRO機ではあるんだけどね)モニター調整楽になるのになぁ。「640、2デシ下げてくださーい」とかやらんで良いわけだ。今後に益々期待。

でついでにHFのところで発見したこちら

KORG NANO KEY&PAD
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セットで1万円。コレ以外にMIDIコンフェーダーの奴もあるんだが、最近家中MIDIコンだらけなのでそちらはゲットせず。(笑)
USBで電源無しでこのコンパクトさ。モバイルで使用するにはこれ以上ないです。コレは間違いなくヒット商品になるだろうなぁ。かれこれ20年位前にこういうの作って下さいと幾つかのメーカーさんに話持って行ったんだがこちらの説明が悪かったのか熱意が足りなかったのかどこも作ってくれなかったんだけど。やっと望んでた製品が出た。そんな感じ。早速ポメリハでも活躍中。(ん?なんで?w)
タダ一点、PADのノート割り当てとかをするのにいちいちKONTROL EDITORなるものを立ち上げないといけないんだが、リアルタイムにノートを変えて音色の確認が出来ないんですわ。ノートを変更してシーンセットの書き出しを転送してからじゃないとアサインした音の確認が出来ない。要は使用するソフトのどこのノートになんの音が入っているかを把握していないと設定が出来ないわけです。コレはなんとか改善して欲しいですわ。KONTROL EDITOR上でクリックして音出し確認出来るようにして欲しい。そんでもってアサインの設定が済んだらまとめてPAD側にデータ転送するとか。そうして欲しいなぁ。その一点だけが不満です。(それともモニターするやり方あるのかなぁ?知ってる人居たら教えて下さい。w)

開かれた稽古場・第52回
今回も参加者多数で大賑わい。コアなメンバーの情熱が新しく参加してきたメンバーに伝播している。巧いとか下手とかではなく純粋なエネルギーはみているこちらにもはっきり判る。2時間あっという間。いい稽古だった。

漫才バカ一代@文京シビックホール
今年は遂に漫バカレギュラー陣からM-1ファイナリストが誕生。ゲストは偶然にもナイツ。吉本以外のファイナリスト2組の決勝直前の漫才が生で見られてしまった。コレは有り難し。しかしU字工事がファイナルに残るとは思いも寄らなかったなぁ。世の中的な流れで言えば優勝はキングコングなんじゃねぇの?って事らしいが、ナイツは今年の顔って感じはあるよね。それにしても厳密な持ち時間制限が無い昨日のような漫才だとテレビで見るような判りやすいネタじゃない部分もいっぱいあって更にナイツの芸達者振りが判って面白い。テレビに出ている芸人さんをライブでみると数段面白いと感じる事は往々にしてあるんだけどね。
西麻布ヒルズの黒人差別封印しての宗教風刺は面白かったなぁ。結構受けてたけどいつもの差別漫才に比べると流石にお客さんも付いてこれないというか、笑っちゃまずいんじゃないか?とか。そんな微妙な空気で面白かった。

大阪の携帯電話禁止問題。
国が禁止してもいいし規制をかけたっていいんじゃないの?通話しかできない携帯電話ならオーケーとか。電話機能はこんなご時世だから親も子供も安心。そこまで規制する必要はないと思う。学校内で電話してはいけないなんて常識だけど判らないなら処罰の対象にすればいいだけ。なに子供と親にびびってんだ?最近の学校腑抜けだな。
だからさ、未成年には「携帯を使ってのようこそインターネットの世界へ!」は必要ないのよ。
諸悪の根源は「そこ」だって大多数の人が判ってるわね。携帯キャリア側もね判ってるはずよ。規制すれば幾つかのいじめや犯罪の温床が無くなる事くらい。でもやらない。禿電話のようにこれだけ犯罪の温床になっているプリペイド携帯や電話の飛ばしも黙認。
結局は大人の利益追求の影で色々なやばい事が起きてる訳だよ。もう少し単純にストレートに物事解決出来ないのかなぁ。この国は。
まぁ大人にモラルがないんだから、子供達にそんな事を説いても仕方がないのかもしれないけど。

なんか話が脱線しちゃったな。

青い鳥って映画を見てきた。当たり前のまっとうな事を真っ正面から言ってる映画でね。映画としてはどうなのよ?って話なんだけど。ヒューマンで最後はみんないい人になっちゃう話で、相方なんかは虫酸が走る映画だったみたい。(笑)勿論、全体通して俺もそう言うのは好きじゃない。偽善ぽくもあるし。でもね、純粋に所々いい言葉があるわけだ。なんかその糞真面目さがね。意外にツボだった。

明日(12日金曜日)は下北沢QUEでいとうせいこう&ポメラニアンズ≡のライブです。小さい箱ですが単独ライブです。8時開演。お楽しみに。
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2008年12月01日

DR.ECHO LOGIC@イクスピアリ

朝本(浩文)っちゃんのソロユニットのライブを観に舞浜まで。ここのライブスペースで色々とクラブ系のイベントやってる話は以前から聞いていたが、なんたってウォルト・ディズニーですよ。全然ピンと来てなかったんだが、なるほどなかなか面白いスペースだった。
夢の国をおっさん一人でトボトボ歩いてエントランスをくぐると見覚えのある髪型。チャンコミが居てホッとする。ある意味あの髪型とキャラはディズニー的であまり浮いてない感じが少し羨ましい。(笑)開演前にチャンコミがらみの友人をいっぱい紹介して頂いて話が弾む。お陰でBAY-FM時代の旧友達の近況も知る事が出来てとても有り難かった。10数年ぶりに編成部長にご挨拶に行かなくちゃなと思ったり。(汗)人と人との繋がり、現場での情報交換は思いもかけない方向に話が転がるので面白いです。皆さんこれからも宜しくです。

開演時間も迫ってきたので会場イン。ディナーショーみたいな座席に一瞬とまどうがブルーノートみたいと思えばいいのか。w センターにグランドピアノを配して本日の朝本っちゃんはPIANOオンリー。基本トラックはMacから。パーカッションにはボノボの松井君と言う布陣。朝本っちゃん、いいピアノひくんだよねぇ。松井君もツボを押さえたパーカスや効果音を上手くちりばめていい感じ。が、しかし。PAの出音が非常に悪い。最初から最後まで200とか640辺りがずっとモワーっと回っていて気持ち悪い事この上ない。その上ビートの輪郭が全然はっきりしない。音量も全然出ていないのにだ。惜しい。マジで惜しい。終盤GOTAが加わりリズム楽器が少し前面に出てきてくれたせいか幾分ましになったが。ドラムが加わってからの全体バランスという事なのかな?それにしても打ち込み主体の前半部が悔やまれる。
しかしだ、それを差し引いてもいいライブだったなと思う。特にGOTAのハイハットさばきは凄い。ここまで唄ってるハイハットはGOTA以外に知らない。春先のライブでも気が付いていたんだが、以前にも増して攻めのドラムになってる事を強く感じる。(攻めと言うのもちょっと違うかなぁ、なんかドラムという色々なパーツの組み合わせの音が固まりになってくる感じ)別に派手な事はやらないんだが、一打一打が鋭い。こうやって純粋に客としてGOTAのドラミングを聞いているとロンドンに渡ってから以降に技術的にもマインド的にももの凄く進歩した事が良く判る。最後の曲はアルバムにも収録されているAfter The Rain。対バンで出ている松永さんが急遽ウッドベースで参加!!この一曲聞けただけでも舞浜まで行った甲斐があった。間違いなく春先のライブを凌駕してた。GOTA、朝本、松永さんに松井君のパーカッション。素晴らしい演奏だったわ。この面子でライブ活動やって欲しい。そんときは絶対に俺に卓やらせてくれ。(笑)
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原宿会10周年&Made In World20周年

原宿会って言う名前のゴルフコンペがある。きっかけは10年ほど前。俺の札幌時代の親友がファッションビル関係の仕事をしていて、そいつがMIWのK社長と繋がりがある事を聴き、K社長と仲が良かったDetzに橋渡しして貰って一緒に打ちっ放しに行ったんだと思う。そこで意気投合してK社長の主導でスタートしたコンペが原宿会だ。洋服屋さん関係が主で音楽屋サンは俺だけなんだが、自分自身ももの凄くGOLFにはまっていた頃で馬鹿みたいにアクティブに開催してた。そりゃー、雨が降ろうが雪が降ろうが台風が来ようが真夏の炎天下だろうが毎月開催してて、全員マゾか? と思う程のはまりようだったんだけど、公私ともに色々あって6年位前から休眠してた。
同じようにオリジナルメンバーにも色々とあったようで、最近では数ヶ月に一度。メンバーも様変わりしちゃってオリジナル原宿会メンバーは数えるほど。で、ここへ来てMIWの20周年ということもありオリジナルメンバーで一緒に集い祝おうと言うことになった。6年以上ぶりに会う顔。みんな紆余曲折あるもののそれぞれに頑張って生きていて感慨深かった。当時35歳だった俺も45歳。当然みんなも10歳年取った。あの頃若手だった20代の子達もすっかりおっさん。(笑)なんかすっかりゴルフ道具の話題も浦島だったんだが、ゴルフは道具じゃないからな。(って、どの口が言うのか!w)低反発クラブの規制とかどうなの?とか聞いても、「宮崎さんの頃のは規制に引っかかってないから大丈夫です!」とか言われる始末。どうやら最近のキャロウェイのアイアンがもの凄くいいらしい。(鷺ちゃん、ゴメちゃん談)って、やっぱり道具に興味津々。w 久しぶりにゴルフ仲間とゴルフ談義。楽しかったですわ。幹事の面々、お疲れ様でした。

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開かれた稽古場第51回
早いもので相方が始めたこの稽古場ももう一年が経つ。ほぼ毎週休み無しで続いている事がまず素晴らしい。今日は初めての参加者2名を含む11名と久しぶりの大人数。ずっとコツコツやってきている参加者の中に、良くある「役者風」の風が入り込む事で相方(主宰)の目指している事は間違いではないのだと強く確信する。久しぶりに「それ風」で「大芝居風」の演技を観て口あんぐり。そう言うの他でもよく見かけるし。それで楽しく芝居できるんだったらそれでいいんじゃない?と思う。
自分達は自分達の正しいと思うことに突き進む。

「聞いたことは忘れるが、見たことは覚えてる。そしてやったことは理解していく。・・・中略・・・聞こうとしない、見ようとしない、やろうとしない奴、そりゃわかりっこないって。わからない奴にわかってもらおうと時間を費やすほど人生はながくない。違う人間はいる。ただそれだけだ・・・」(楠みちはる『湾岸ミッドナイト』にみる人生語録より引用)

毎度毎度の湾岸ミッドナイトからの引用なんですけどね。この言葉が大好きです。あらゆる業種に当てはまると思う。なんでもやってみなけりゃ本当のことは判らないし理解は出来ないです。深い言葉です。

師走ですなぁ。バタバタしてる間にすぐ正月だな。
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2008年11月28日

雑記

なんか週間まとめ日記みたいになってる今日この頃。毎日あちらこちら飛び回ってて忙しいです。

意見交換@Vestax
とにかくコントローラー系が滅茶面白いので次期モデルに向けて話を進めているんだが、以前から社内的にDJのワタナベヒロシ君と進めているモデルが既にあって大詰めと言う話なのでココは情報交換して風通しよくしておこうとセッティングしていただく。
ヒロシ君はTraktorのヘヴィーユーザーなので完璧にソフトのことを熟知しているうえで現場で実際にプレイしているので実に的を得た話がきけて大いに勉強になった。更に現状でのPCDJに向けての現場での反応なども知ることが出来て面白かった。やっぱアレです。新しいテクノロジーやムーブメントを拒絶しちゃ元も子も無いって事ですよね。両方共のいいとこを戴いちゃうしかないでしょう。w 繋ぎなんか出来ることはこれから先当たり前になるって事です。その上でこれからは独自の世界観を出せなくちゃ勝負にならないって時代になるわけですよ。繋ぎって言うのはテクニカル的にも意外に難しい作業だったわけで、そこに一種の自負とアイデンティティーがあった訳ですが、ともすればそこに溺れてしまいかねない。俺のようにね。(笑)
BPM合わせは確かに楽しいし凄い事だけれど、誰もがそんな事出来るようになっちゃったらそこにアドバンテージはないです。w
それが現実。もはやそんな敷居は無くしちゃえばいい訳です。とは言え、やっぱり人力ドラムの曲とかは機械で完璧にsyncはしないですから、それはそれでテクニックが必要なんですけどね。アナログでやるよりもイージーで面白い方法はいくつもあります。逆に打ち込みモノのトラックであればボタン一つで完璧にsyncします。その分他のクリエイティブな事に頭も身体も使えるわけです。ガンガンLOOPさせて幾つもの音を重ねていくことも出来る。ヒロシ君とも同じ意見なんだが、Ableton Liveを使うよりも遙かにDJ寄りなクリエイティブな発想が可能になる。こんな面白いもの使わない手はないと。そう言うことです。ただし、擦り系の人にはまだまだアナログコントローラーのアドバンテージはあります。だからScratch Liveがもてはやされて居るんだけど。これのアドバンテージは擦り業界では暫く続くでしょうね。
またDJingの変化に対するヒロシ君の考え方も良く分かり相通じるモノを感じてとても嬉しくなりましたね。久しぶりにハードや発想に柔軟なDJと話をすることが出来てあっという間の3時間。年明けにはワタナベヒロシ君が考案した新しいコントローラーが発表されるのでお楽しみにです。とてもよく考えられたモノになってます。

久しぶりに渋谷FM
コミュニティーFMなので渋谷近辺でしか聞くことは出来ないがそちらの番組にお呼ばれ。最近のPCDJ関係のことや「DJはもっとハードのこと勉強しようぜ!」的なこと吠えまくってきました。w
放送は12月2日(火)20:00〜20:55です。エアーチェックできる方はチェキよろしこ。
スタジオ内で10数年ぶりにDJの先輩にもお会いできて懐かしい話に花が咲く。お互いオヤジになったなぁと大爆笑。

東京ダイナマイト単独ライブ@新宿
最近めっきりテレビへの出演が少ないダイナマイトですが、相変わらず面白かったです。シアターモリエールという比較的小さな箱だったのでチケットは秒殺だった模様。Dynamaniaが一杯居る証ですね。M-1も順当に勝ち進んでいるようで嬉しい限り。早く優勝して欲しいわ。

久しぶりにアナログゲット
もう新譜を追っかけなくなってから久しいんだが、一応ちゃんとチェックはしてるのだけれど「うわ、コレ格好いい!欲しい!」って思えるモノが殆ど無いという昨今。シスコもなくなっちまったし、最近のリリース形態ってどうなってるの?昔のDJ用の12インチ的なヴァージョンってCDシングルでリリースされてるの?それともダウンロード?この辺りの状況のわからなさが俺のレコ堀欲の面倒くささを助長している気がする。(笑)ダンスモノのダウンロードやってるサイトの情報誰か俺に指南してくれ。>ピンポイントでradikonちゃん宜しく。(笑)
そんな中、定期的に欲しくなる「その昔ゲットできなかったモノ達」。久しぶりに海を渡ってやってきました。

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アルバムに短いヴァージョンだけしか入って無くて、当時から12inchを探してたんだが国内ではとんとお目にかかれず。すっかり忘れてたんだが、9月にATSU番長が来日した際に「どうやら12インチが存在するらしいですよ」と言うので捜索依頼してた。GO-GO好きには押さえておきたい一枚。とは言え、そんなにGO-GOしてないんだけどね。12inchには微妙なRapも入っていたりDub的なミックスになっていたり嬉しい。因みに原曲名はAfter The Love Has Goneです。

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Princessの12inch手に入れたサイトで「そう言えば、、」と思いだし検索かけたらありました。SparksのTRYOUTS THE HUMAN RACE。リリースされた1979年当時からこの曲は好きでDJになってからも回していて未だに愛聴してるんだけど、流石に12inchは手に入れられていないままだった。introも違うのでちゃんと繋ぎやすくなってる。(笑)Albumバージョンは頭のシーケンスがフェードインしたあとのビートの切りがいいところから歌が出てくるまであっという間で繋ぐのに苦労してた(ドンカマ聞いてるが人力ドラムなので結構揺れるわけだ。)んだけど、コレはたっぷりイントロがあるのでもの凄く有り難いです。幸せです。

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時を同じくしてe-bayで15年来探していたお皿も出品されていた。NAO中村がClubでよくかけていたので知ってる人も多いと思うんだけど、ABBAのLAY ALL YOUR LOVE ON MEのDISCONET盤。元曲は超有名アンセムなんで知らない人は居ないと思うんだけど、DISCONET盤は滅茶苦茶いい感じのCLUB EDITされてる訳です。近年(と言っても10年位前かな?)AlmightyからAbbacadaburaの一連の良くできたカバーがリリースされていてその中の一つにもこのDISCONETバージョンを模したもの(と言うよりオマージュなんだろうな)が入っててそれもいいんだけど、やっぱり本物は数段いいです。いつもNAOがかけてるのを見て横で指咥えて悔しい思いをさせていただいた一枚です。悔しい思いと言えばもう一枚あったな。あぁ、思い出したら悔しくなってきた。(笑)探してみよう。

そんな感じで、一連の落札と手配をやってくれたATSU番長にSpecial Thanks!!
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2008年11月22日

まぁ、色々あるわね。

相方がお世話になっている方から招待されてLIVEを観に行ってきました。内容を聞いた時点で既に気が重かったわけですが、実際見てみたらやっぱりがっかり。

「若いエネルギー、古典音楽、コラボレイト」なんてのがこのLIVEのキーワードになってたんだがそんなモノどこにも感じない。と言うか、妙にテクニックがあるのにもの凄くコンサバ。言葉の端端に権威主義崇拝が感じられたりする。若いエネルギーってそんなもんか?俺からすればバリバリの古典の方がよっぱどパンクに聞こえるんだけど。で、会場からは万雷の拍手。う〜〜ん、わからん。わからんが、大衆がコレを支持すると言うことはよく解った。それを非難する気もないわけで、「住む水が違う」って事なんだと思うけれど。何ともモヤモヤした気分で帰宅。ライブを見ている最中「あぁ、この人達って包丁貴族 団英彦みたい」とずっと思ってた。(ここ、判る人だけ頷くように。)

ちょっと前にケンジャーから教えて貰ったこちら。



めちゃ笑えるんだがドラマー何気に巧い。てか、かなりウザイけど俺はこういう人好きだなぁ。ケンジャーも言ってたように韓国のキース・ムーンだな。大衆的には笑いの対象でしかないんだろうけど。(しかし、歌とギターが、、、、、やっぱりw)

TRAKTOR PRO
こちらはただいま勉強中の一本。最近3からPROになった。

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一応VCM-100用の.tsiファイル(コントローラーマッピングファイル)は最新版には入っているんだがアプリ立ち上げても自動認識しないのでプリファレンスからデータをimport。が、デフォでLED信号はマップされていないので視認性悪い。そこで、LED信号のマッピングを作る。

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デフォルトでは黄色の二段目ラインは存在していないので、1段目のオリジナルを一度クリックしてアクティブに。次にその下にあるDuplicateボタンで複製してやる。そうすると同じものが出来るので、下半分のパラメーターを画像のように変更させるとボタンのオンオフでLEDのON/OFFが出来るようになります。基本はコレの繰り返し。見てると何となく判ってくるので色々トライすべし。これくらいはデフォで書いておいて欲しけれど、まぁMIDIコントローラーはマップを自分でいじることも楽しいわけでね。コツコツ勉強してチューニングですな。そうそう、Vestaxの説明書にはキーアサインのノートナンバーが書かれているのですがC-4が60です。普段C-3を60でやってると混乱する上にTraktorの方はノートナンバーは表示されずC-3とか表示されるので摺り合わせが面倒です。Vestaxに歩み寄りが必要かと。w

因みに最新ヴァージョン落とすと中に日本語の取説pdfも入っていてパラメーター用語の詳しい説明が書いてあるんで興味のある人はpdf読んでね。w 
それにしてもLEからPROに乗り換えると自由度の高さは特筆モノ。こんな機能があればいいのに!と思うことはほぼ満点に近い形で取り込まれている。PCDJが出始めの頃から考えればコントローラーもソフトも格段の進歩だな。ヘラクレスとの組み合わせで出ていた頃は使う気にもならなかったからなぁ。あの頃からもう5年だもんな。進歩もするわね。

観劇@大塚
友人のNさん出演の舞台を家族で見に行く。以前見たモノよりも更に方向性が定まったと相方も言っていた様になかなか楽しめた舞台だった。が、昔は気にならなかったんだが芝居と生演奏が舞台で繰り広げられている時のミュージシャンの動きがとてもうざく感じる。演者の一挙手一投足を見て音を出すのだから仕方ないのかもしれないが、その頃合いを見定め何かをアクションしようとする時の構えだったり表情とか。意味が付いて見えてしまうだなぁ。ミュージシャンだから仕方ないとは思うけれど、その辺りも考えて舞台上のトータルパッケージとして見せてくれた方がよりいい物になるんじゃないかな?と思ったり。
かれこれ7年位前に相方が演出をして音楽と芝居のコラボをやったんだけれど、その時に相方が同じようなことを言ってた事を思い出し、「こういう感覚的な事って判るまでに時間がかかるんだな」と実感。終演後に向かいのおでん屋で晩ご飯。美味しかったんだが隣の席のオバハンがキンキン声で大声でひたすらしゃべりまくるのでもの凄く疲れる。それも同じ芝居を見てた客でトンチンカンな劇評べらべら。「ああいうのって耳が悪いんだろうか?」と相方が耳打ちするので「それもあるかもね」と応えたが、単にマナーの問題だっちゅー話だ。お店の雰囲気、周りとの距離感、その中での自分の振るまいかたって事だよね。いやだねぇ。

Twilight@新宿Arch
その昔Delightだった頃は良くNAO中村と一緒に回した箱。その後AceになってArchとなってからは一度も行く機会がなかった。久しぶりにClubで皿回し。と言ってもsubmarge(exTAR)の関君にお願いされ当日のSecret Guestって事で告知も出来ず。小一時間のみのプレイ。せっかくお呼びいただいたので、過去のアンリリースモノとかこの日のために新たにセルフリミックスせっせと作ってプレイ。全曲セルフリミックスとマッシュアップでお届け。温かいお客さんのお陰でいい感じで盛り上がりました。スタッフ・お客様ありがとう!
で、一つ気になった点が。せっかくそこそこ機材がちゃんとしている箱にも関わらず爆音出し過ぎて音質が今ひとつ。400〜600辺りのミッドローが気持ち悪いと思ってグラフィックで削ろうと思って見るとほぼ全部-8デシぐらいになってる。(笑)ははぁ、なるほど。普通の使い方してるとDJがミキサーでドンドンゲイン稼いで行くのでアンプ絞って、、、グラフィック削って、、、とやってるうちにこうなったに違いない。で、お店の音響スタッフに聞けばその通り大正解。
ほんとにね、DJの皆さん少しは音響の勉強した方がいいです。箱に見合った音量はどれくらいか?とかどうして音が歪んじゃうの?とか。どこまでも際限なくでかい音出すのはただのアフォですわ。でかくても耳が痛くなくするにはどうすればいいの?この店のシステムでどれくらいの音量出せるの?それくらいは理解してから皿回せよって話だ。アンプで絞られてるのにミキサーのヘッドでゲイン稼いだうえにマスターで赤振り切り。それでいい音になるわけ無いじゃん。(笑)機械を使って表現活動してるんだから機械のこともう少し理解しようぜ。マジでさ。

今週も忙しかったが来週は更に忙しい模様。貧乏暇無しとは良く言ったものだ。
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2008年11月16日

告知とか諸々

バタバタしてる間に今年も残り一ヶ月半!早すぎだわ。新年会やったのがついこの間の事のようです。

ここ最近制作物は一段落中。一段落してる間にやることはてんこ盛りで相変わらず忙しいです。主にデータ整理やら取り込みやら新しい機械やソフトの勉強やら仕込み中って感じ。

さて、近況はさておきLIVE告知です。

今年精力的にライブをやってきたいとうせいこう&ポメラニアンズ≡の今年一年を締めくくるLIVEです。ポメ単体のLIVEもカップリングでポメラニアンズの今をお届け。夏フェス回って鍛えたバンドサウンド、新曲もあれば過去の曲もリニューアルでお届けです。下北沢CLUB QUEはスタンディングで200人も入ればギュウギュウな箱なのでチケット確保はお早めに!

■12/12/FRI
下北沢CLUB QUE
いとうせいこう&POMERANIANS≡ワンマンライブ!

open/19:00 start/20:00 adv/2,500 door/3,000(共にドリンク代\500別途必要)

前売チケットは11/12より販売開始!
・Que店頭(販売時間 16:00〜22:00)
・ローソンチケット(Lコード:79175)
・チケットぴあ(Pコード:309-611)

IINFO:下北沢.CLUB Que 03-3412-9979

以上。


win復活の続き
あれから色々調べてたら思い出した。HDは250Gを最終的に搭載してたにも関わらずCドライブのパーティションを30Gしか確保してなかったのだ。(笑)OS入れるCドライブならそれで十分だという判断だったんだけれど、知らぬ間にアプリをドンドコ突っ込んでて飽和した訳です。
で、DISC COPY2でシステムごとごっそり移動しようと思ったものの肝心のDISC COPY2がブートする途中でフリーズしてしまう。果てさて困ったなと悩んだあげく、「あっ、そう言えば昔買ったパーティションコマンダー8があったな」と思いだし早速トライ。順調にブートしてパーティションの拡張を始めたまでは良かったんだが、やれどもやれども待ち時間がドンドン増えて終いには180時間とか出てきて泡吹いた。ブクブク。
駄目だこりゃと諦め強制終了。当然そこまでやっちまったらブートディスクとして認識しないわ、「作業途中だからブートフロッピー入れて再開せよ!!」的な、行くも地獄戻るも地獄の選択。
こりゃもうどうしようもないので、取り敢えず生きてる30GのHDにXPをクリーンインストール!!しようとするも、CDドライブをちゃんと認識しないのでインストールも出来ず。フロッピードライブにXPのブートディスク入れろと指示が出るので、昔作っておいたディスクを入れるが何故か5枚しかない。白黒画面上では「6枚目を入れろ」とクールなテキスト。(笑)が、無いものは無い。取り敢えずCDドライブのドライバが入ったのは確認してたのでココでまたしても強制終了。BIOSでプライマリーをCDドライブにして起動。無事にインスコCD立ち上がる。そのまままっさらなドライブにクリーンインストール。無事終了。で、元のCドライブくっつけて強制的にセカンダリにして立ち上げ。中のデータはちゃんと残っていたので、Macの方にデータ避難。

それにしても思うのはwinもアプリが入ってない状態だとなかなか軽快。遙か昔に作ったPen3/1Ghzでも快適です。しかし、フロッピーディスクってモノに久しぶりに触ったな。一枚の容量1.4MBだよ。ドライブのカタカタ言う音も久しぶりに聞いたし。(笑)今ならiPhoneのアプリすら入らないじゃん。w 昔はコレにせっせとサンプリングデータをセーブしてたんだよなぁ。ボーカル一曲分で40枚とか。そんなに昔のこととは思えないんだが20年近くも前の話だもんな。今やUSBメモリで8G1980円!だと。なんかメモリの容量と価格のワープ感、凄すぎです。

LogicProのSpaceDesignerの件
MBPにLogicPro入れて色々環境整えている中で一つ困ったことが。まだLogicがAppleではなくEmagicだった頃(だから、Logic6の時だな)、SoundDesignerがリリースされてもの凄い衝撃だった。(が、当時のマシンはこのプラグインを多用できるほど強力じゃなかった。)
その後マシンもドンドン高速になり今やSoundDesignerてんこ盛りで使い放題。今更説明するまでもないが、こいつはIR(Impuls Responce)データを読み込んで色々な環境の残響音をシミュレートしてくれる空間エフェクターだ。
で、そのIRデータってのが色々ある訳なんだけど、その昔コレが出始めの頃に某所より非公式に戴いた「往年の名リヴァーブ全集」的なIRデータがあって、コレがもの凄く重宝してるというか、レキシコンのほぼ全機種のデータとかYAMAHA Revシリーズとか古くはAKGとかEMTの鉄板系とかね。ほんと、コレがないと仕事にならないくらい。
メインマシンのMacProの方ではプルダウンメニューから読み込みできるのだがLogicProしかインストールしてないMBPではどうやってもコピったIRファイルがプルダウンメニューから出てこない。
果てさて困ったモノだと各所にいるLogicerPro達に教えを請うたのだが、かの国のA氏に「Logic6の頃の奴は6をインスコしてないと認識しないはずだよ〜」と言われやってみるモノの6のデータは読み込むようになったが目的のIRデータはプルダウンメニューから出てこない。(泣)
仕方がないので、せっせとpdfファイル開いて勉強し直し。取説読み返したら単純にIRデータを読み込みできるボタンがありました。(汗)

sd_ir.jpg

上が今まで使用してたプルダウンメニューから選択する方法です。この方法でずっと使ってきて不自由して無かったのでこの方法しか知らなかったんだが、上画像に書き込んだ部分のマイナスボタン(見えづらいんだよねぇ)を押すと下画像のようにメニューが出てくるのでLoad IRしてやるとポップアップウインドウが出てくる。今までプルダウンメニューの「設定を読み込む」にしてもファイルが反転して読み込めなかったIRデータがちゃんと選択出来て読み込んでくれる。で、設定を別名で保存しておくと次回からはプルダウンメニューから使えるようになります。何故最初からプルダウンメニューに表示されないのかは謎のままですけど。コレで無事使えるようになったからまぁ良しとしますかね。(なんかスッキリしないけど)
posted by DMX at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月13日

すっかり冬な感じ

一気に寒いが暑いよりはいいと感じる北国育ち。相変わらずやること一杯。毎日忙しい。

デザインフェスタ
こういった類のイベントは数年前にポラリスでゲイサイにお招きにあずかって以来。今年はお姉ちゃんが友人達と出店するというので搬入のお手伝いしつつ相方と場内散策。もの凄い出展者数な上に、ほんとピンからキリまであって見て回るのも大変なんだが、なかなか面白かった。作品がどうこうではなく、あの場所に集まる人達のエネルギーが凄かったことが一番印象に残った。やっぱりマンパワーですな。刺激受けますわー。

哀愁メロメロ@下北沢
あまりに面白いのでボーちゃん(MC BOSE)、かせきさいだぁ≡、ザッキーを誘って初日に続き二回目観戦。ボーちゃんとは結構古い付き合いなんだけど、意外にプライベートで遊ぶとかはしてこなかったなぁ。当時から普通に仲良しではあったんだが。
で、最近はボーちゃんがハニカムでBlog始めたんで更新されるたび読みにいく。「思想と言うほど大袈裟なもんじゃないが意外にバランス感覚似てるかも?」って思って読んでた。そこまで深い話してきた訳じゃないから「意外だなぁ」と思うことも結構あって面白い。って、よくよく考えれば俺が人付き合い苦手だっただけなんだろうなぁとか。今は相方のお陰で随分と人とのコミュニケーション出来るようになったけど。ほんと、苦手でした。(笑)
そんな自ら築いた壁もこうやってBlogなんかのお陰で急に親近感持っちゃったりして。まぁ、そんな感じで初めて(イベント的なものに)誘ってみたら二つ返事で行きますと。
哀愁メロメロは芝居や本の良さもさることながら、音に対するこだわりがもの凄くあるので、音に対する感の良い人じゃないと深いところまで面白さが伝わらなかったりもすると思う。まぁそんな事もあって音楽チームに声かけしてみたんだけど。読みは見事に的中。「そうそう、そこの音の使い方面白かったよね!」って。終演後にどうしてそこに至ったのかね?なんて話も出来る。一粒で二度美味しいみたいな。(古いな)
返す返すもこんな面白いライブが一年に一度しか見られないことが悲しい。こだわりの三人だから再演もしてくれなそうだし。せめて年二回位見せて欲しいなぁ。何度見ても面白いライブでした。

若い頃の5歳差って凄く大きかったんだけど、この年になるとそう言う年の差ってあまり感じ無くなるのかね。

winマシン復活させてる件
いつの間にか気がついたら我が家からwinマシンが排除されていてMacばかり6台もある環境。(勿論望んでのことなんだけど)別に改めてwinマシン復活させる必要もないんだが、あればあったで何かと便利かも?と言うよりは、「壊れてる機械を見ると直したくて仕方がない」衝動に駆られるわけだ。w
取り敢えずは一番問題と思われるビデオボードを交換。改めて新品を買うのもあほくさいと思ってたら、先日練馬のHARD OFFでジャンクのビデオボード発見。MatroxのG200DVI。1000円也。サクッと差し替えてドライバ落としてきて立ち上げたら余裕で直った。が、マシンの動作が滅茶遅い。色々調べたあげくに気がついた。HDが30Gで既に残り3Gとかなってる。そりゃ駄目だわ。見事に駄目だわ。ちゃんと動く訳無いわ。
でも、またデータインスコとかするの面倒だなぁと思ってたらDISC COPYなるフリーソフトがある。結構色々あるんだが、コレが評判良さそうなのでサクッと落とす。サクッと落としつつ、Macの方にデータのバックアップ。winのほうがギガビットイーサじゃないので転送遅くて死ぬ。>現時点で残り3時間だと。よって暫く放置。

Dinning二郎
友人の(ハチミツ)二郎ちゃんのお店が先週5日に渋谷は道玄坂にオープン。早速オープン初日に家族で食べに行く。場所は道玄坂を上ってYAMAHAの先、交番前交差点を左折して20メートル位の左手。

IMG_0012.jpg

二郎鍋(三人前)

二郎ちゃんが居る時はちゃんと本人が作ってくれる有り難さ。鶏団子にカシワに野菜たっぷり。コレを特製つけだれで食べる。その昔の、新日道場でのちゃんこのタレがベースになっているそうな。あっさりしているのでいくらでも食べられちゃう。美味すぎ。こんな鍋が深夜三時まで食べられるのはありがたい!早速今週頭にも行ってしまった。w お値段も良心的。結構混んでいるようなので、予約する方がベターです。

dining_jiro.jpg

バッテリー交換
最近寒くなってきたせいもあるがピンク号の始動時に結構バッテリーが弱くなってきた印象。少なくとも自分が手に入れてから3年間は一度も交換してない。寒くなってきたからいつ死んでもおかしくないと判断。バッテリーをヤフオクにて購入。コレは勿論新品。純正品だと4.5〜5万位するんだが、1.2Kで社外品を購入。工賃入れると余裕で8万位するんだろうな。サイズは600-44ってやつ。因みにユアサだとEU-600-080です。
普通の車ならボンネット開けてサクサク交換なんだけど、こいつの場合助手席の下に収まってる。お間抜けなのはサイドカバーを外してもバッテリーを引き出す事ができないのだ。

よって、バラす。(笑)

V_batt.jpg

助手席を外すにはトルクスレンチが必要。5カ所止まってるねじを全部外すと簡単に外れる。で、中にあるバッテリーを固定しているステーを外す。そのまま引き出せそうなんだがヒューズボックスが邪魔で出せないのでそれもピンを二カ所外してよけてやっと取り出せる。ベースが商用車なのでバッテリーもこのクラスのエンジンにしては無駄にでかい。まぁ、頻繁に交換する物でもないのでコレでもいいんだろうが、もう少しシートフレームを考えてくれればねぇ。楽ちんなのに。w
そんな感じで小一時間で作業終了。後期型はバッテリー装着後にコンピューターのリセットかけないと駄目とか言われてるんだが今のところ特に問題なし。(大丈夫かな?)
因みにバッテリーは一度も交換した形跡はありませんでした。(6年近くも保ってたのも凄い。イコールいつ死んでもおかしくないって事でしたね。コレで一安心。)

晩ご飯食べに行ってwinマシンの様子観る。データのコピー途中でフリーズ。仕方がないのでマニュアルで移動。その後、DISC COPY2でコピろうとブートディスク作って立ち上げるもこちらもメニューセレクト後にフリーズ。論理ドライブって呼称も未だに馴染めないし。同じような作業やってもMacに比べるとwinはほんと面倒くさい。両方使うと違いが良く判る。
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2008年11月07日

PIANO x DUB

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こないだ朝本君のことにちょっと触れたのは偶然なんだが、久しぶりに(なかなか更新されない)朝もっちゃんのblogが更新されて見てみたらアルバムリリースだとか言う。早速こちらで購入したら翌日マッハで到着。リップしながら一気に聞く。DR.Echo Logicは朝もっちゃんのソロ名義。

いわゆるレゲエの裏打ちではないPIANOとDUBの融合と言えばJah WobbleとHolger czukayのHow much are they?がオリジネーターでありこのジャンル(どんなジャンルよ?w)での金字塔。近年だとhfの初期の一連の作品とかもルーツはやっぱりココなんだろうなと思う。で、その一連の作品でもピアノを弾いていた朝もっちゃんのソロアルバム。今回は何から何まで全て一人でやったそうな。メランコリックでおセンチなメロディーはhfを通過してのPianoDubの新しい方向性というか。乱暴な言い方しちゃえばジョージ・ウインストンをDub解釈するとこうなるのかも?と言う感じか。w
とにかく、昔から朝もっちゃんの書く曲ってのは洒落てて大好きなんだが、今作もやっぱり朝本節炸裂で最高なわけです。もう、完全にワールドワイドなものだと思うなぁ。MUTEの朝本曲、After The Rainもセルフカバーして居るんだが、ちゃんと2008年の音になってる。もうね、俺はこれだけで泣けちゃうんだよ。ちゃんと前向いて進んでいてくれる仲間がいることに。

M5のPIANOのCOMPのかかり具合とか好きだなぁ。

で、PIANO x DUBと言えば10月17日にイトウ君、沢さんとやったセッション。ハンディーカメラのマイクで録ったものらしいので音のバランスは今ひとつですが当日の模様は十分伝わるかと。



posted by DMX at 13:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月06日

1年に一本

哀愁メロメロVol.9「NORIHIKO」を観てきた。哀愁メロメロとは、THE MAN、宮地大介、コヤマ紀比古の三人からなるユニット。ジャンルとしてはシチュエーションコメディーなんだがお笑いと言うよりも芝居を観ているよう。細部まで拘り抜いた本、恐ろしいほどの稽古量。そして、ここが重要なんだが「世の中に媚びた事は絶対にやらない」言ってみりゃサブカルチャー全開な1時間半。
ひねくれたブラックな意味深いお笑いが好きなら100%お奨め。と言うか、サブカルチャー好きなら絶対に観た方がいい。

7日(金)19:30開演
8日(土)15:00開演/19:00開演
9日(日)18:00開演

会場:しもきた空間リバティ
料金:2800円
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2008年11月04日

YAMAHA SD-970G

元々カバーリングの付いている970Gを前オーナーが剥がしてウッドむき出しにしてあったものを格安にてヤフオクで落札したのが9月の頭。写真で見ると結構綺麗だと思ったんだがカバーリングで使用されていた接着剤が結構残っていたり(木目ではなく所々汚れのように見える部分)ラグやストレイナーなどの金属パーツがサビまくり。こりゃ意外に手がかかりそうと思いつつ、80年代初頭のYAMAHAのウッドシェル。それも深さ7インチだからして綺麗に復活させればいい音がするに決まっている。で、早速バラバラにしてしまう。

orig_YD9000.jpg

パーツのメッキは某V社のお付き合いのところにお願いしてまずは胴の削りから。意外に接着剤系の除去って簡単じゃない。それも木材だから薬剤は染み込んでしまうから丹念にペーパーとスクレーパーで剥がす。一日小一時間位で三日間ぐらいかかった。(画像右下が削り完成画像)

で、以前書いたシェラック塗装開始。無水エタノールにシェラックを適量(溶かす量の基準は一応あるんだが、溶けていく色の濃さ見て全然アバウトでオケー)溶かし、暫く放置しておくと美味しそうなメイプルシロップのような色になる。(シェラックの量が多いと一晩位かかるみたい)
それを刷毛ではなくウェスでコツコツ塗っていく。一回塗っては1時間位放置してまた塗って1時間放置。その日の都合に合わせて一日一回だったり4回位だったり。下の画像を見て貰えば判るとおり、一番左上が無塗装、右上が一度塗りの状態。一回でうっすらとしか色がのらないわけです。こんな事をコツコツと一ヶ月位(40塗りくらい)やったところで、1000番とか2000番のペーパーで磨き。そこから今度は塗っては磨き塗っては磨きを一週間ほど繰り返して完成したのが右下の画像。(塗装の濃さは途中からあまり変化ないのだが、表面はかなりツルツルになってるのだ。)

snare_shells.jpg

どうですか?なかなかいい雰囲気になったと思うんだけど。(笑)
その間に浅草はジャパンパーカッションセンターでヘッド買ったりヤフオクでVintageフープを落としたり、お馴染みの成田でラグボルト購入したり。欠品していたスナッピーガイドだけは後期タイプの在庫がまだあったので渋谷のヤマハで注文したり。ついでに全面あたりスナッピーも在庫ありで購入。コツコツやってたわけです。

drum_parts_finish.jpg

で、やっと先日メッキパーツが仕上がってきたので引き取り。予想通り元の状態が酷かったせいでピカピカにはならなかった。残念。が、サビサビよりはマシでしょうと言うところに気持ちを着地させる。バラしてから随分時間がかかったのでバラバラにしてしまったストレイナーの組み立て方が判らなくなり試行錯誤したが知恵の輪を解くように無事に組み上げ完了。深夜にまたもコツコツ組み立て。

で、こちらが完成の図。

YD970G_OK.jpg

ナチュラルなウッドフープとのコントラストが最高です。イメージ通り。惜しむらくはやはり金属パーツのツブツブ。ディスコンだからなぁ。仕方がないわね。流石に家ではガシガシ叩くわけにもいかないので軽く鳴らして居るんだけどかなり良いです。思わずニヤリ。ウッドフープのおかげでリムショットも馬鹿でかい音が出るし。早速ポメリハに持って行ってナカジに叩かせてみよう。楽しみ。

TK逮捕
モンスター級の音楽ビジネスとそれにまつわる権利関係のえぐさ。その世界の末席にいる人間としては何とも複雑な気分。ゆくも地獄、戻るも地獄ならば行くしかなかったのだろうなと思ったりもする。色々な事がクリアになってまた純粋に音楽が出来るようになって欲しいなと思う。
posted by DMX at 23:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする